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セクシャルな講義
【女性向け 官能小説】

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セクシャルな講義(3)-1

(9)

私は、そんな二人の女を舐めるように見ながら言葉を選ぶ。

「だから、何かに集中するという人の精神活動、
いわゆる心はね、脳によって巧妙にコントロールされるのだよ」
「はい、頭の中ではそういうことが行われているのですよね、せんせ」
恭子が私の眼をじっと見つめ、舌を舐めながら甘い声で言う。

「そうだよ、それで、
他の感覚の刺激や興奮が大脳皮質というところに来る前に、
感覚神経路のシナプスというもので伝達が阻止される・・
この場合にはね、
目を閉じることで快楽が倍加されるのだよ、
でもこの話は少し難しいかな?」

「ええ、でも何となく解ります、せんせ」
「ママはどうか?」
「はい、なんとなく・・解りますぅ」

「そうかい、分かり易く言うと、目を瞑ると素敵な想像で、
より刺激されると言うわけさ、もっと先を聞きたいかな?」
「はい・・聞かせて欲しいわ、もっと」

今度はママが甘い声で言う。
この時、
私の手は既に、二人の柔らかい身体を触っていた。
背中から肩、そして中指で鎖骨を触り・・
胸を素通りして軽く腹を・・
二人の女はそれを拒否せず、むしろそれを期待しているようだ。

「触覚、つまり触る感触はだね、
もっと解りやすいのだよ、
それは、ペニスや膣、更にクリトリスに刺激があれば
性的快感は容易に起こるし、
手や唇、皮膚全体への刺激でも快感を得られるのさ、
こうして恭子ちゃんのおっぱいを私が触っただけで、
痺れが身体中を駆けめぐる・・そうだろう」

私の手は腹から這い上がり、恭子の大きな乳房にそっと触れる。

「あぁ・・せんせっ・・感じちゃいます」
恭子は眼を細め,可愛い唇を半開きにしている。




(10)

私は、この美しい二人の女性を見つめながら更に話を進める。
「では少し、ホルモンのことについて話をして上げようかな」
「はい、お願いします」

「ではまず、男の子が一人前の男性に成長するのには、
睾丸から出る男性ホルモンが必要なのと全く同じように、
成熟した女性を造り上げる元になっているのは女性ホルモンでね、
特に卵胞ホルモンなのだよ、わかるね」

「はい、せんせ、よく分かります」
「うん、しかしだな、生まれてから思春期に達するまでの成長は、

男の子でも女の子でもそう変わらないのだよ、
それはどちらもまだ充分な男性ホルモンも女性ホルモンも
造られていないからなのだよ、それとだ」

「はい」

「少女もある年齢期になると、脳下垂体の働きが活発なって、
これからの刺激ホルモンの分泌が増えるのさ、これが更に
卵巣からのホルモン分泌をうながすようになる、
これが女子の思春期という成熟への始まりなのだ、
このへんの話は分かるよね」

「はい、良く分かります・・女の子ですもん」
二人の女は顔を見合わせ、なにやら微笑む。


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