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俺のM女調教日記
【SM 官能小説】

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俺のM女調教日記(6)-1



俺は、亀頭を佐恵子に舐めさせながら、この女を見つめていた。
美人ではないが、落ち着いた大人の女の雰囲気がある。
それは、この女なりに年を重ね、経験したことなのだろうか。

一人の看護婦として、若い頃から医療に目覚め、学校で学び、
努力した結果が今の地位なのだろう、と思う。

俺は、そういう一生懸命生きている女が好きだ。
純粋に、人として尊敬に値する人物だと思う。
それはそれで良い。

しかし、人の生き様とは、
何もその華々しい生き方とは重ならない場合がある。
高名な学者や見識者が、時にはその築き上げた地位を崩壊するような、
無様な出来事をしでかし、
「あの人が?」というような驚きに驚愕するときがある。

誰もが驚き、「何故あの人が?・・どうして?」と問うが、
それは俺から言わせれば、何の不思議もない、
その答えは「自分に忠実」であり、価値観の問題であり、
その行為が、その人物の持つ社会的な「崇高さ」と
「不誠実な行為」と、
マッチングをしないだけである。

その名声と謳われた行為と、
地に落ちた行為をする人間は同じであり、
それは何の不思議もなく、ただ社会との接点が噛み合わないだけだ。

昔の、大きな国の偉大なる王が、召使いの若い女の尻を追い回し、
果ては溺れ、謀略に紛れて崩壊する、という話は良くあることだ。

ここで俺が言いたいのは、
人は外見やその行動で軽く判断してはいけないということである。

ただ残念なのは、
SMの行為、又は調教が社会からまだ認知されていないという事実だ。
アングラの社会の中で、
蠢きながら妖しい世界にドップリ浸かるという、
不健康さが俺には似合っていると思う。

さて、道がそれたが、再び話を佐恵子に戻そう。

佐恵子を見ると俺は思い出す。

それはかって、俺の奴隷女だった女性下着の販売を手がける会社の
役員級の女だった。
その女も、重圧から解放されたいと願い、
その性癖によりM女になって、俺に従った女だ。

しかし、
佐恵子もその女と同じように、
一心不乱に俺の陰茎をしゃぶりついている。
俺はそれで良いのだと思う、そう言う男がいて、女がいる、
同じようにSがいてMがいて不自然はない。

そう思うと、この佐恵子もそういう重圧から逃れ、
回避したいために俺のM女になったのかと思う。




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