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俺のM女調教日記
【SM 官能小説】

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俺のM女調教日記(4)-1


俺は、この佐恵子をもっと虐めなければならない。
更なる調教で、俺の全てを女に与えなければならない。
俺の専属奴隷になった女には、飴と鞭を駆使し、
俺の「しるし」を焼き付けなくてはならない、と思うのだ。


それは肉体に焼き付けるものとは違う、精神的な「しるし」なのだ。
いつまでも消えることのないモノ、
服従の心、絆・・深い従属心を心に刻ませねばならない。

俺は佐恵子を、もっともっと虐めたいと思った。
それに耐えなければ、俺の奴隷としての意味がない。
何事も奴隷になった女は初めが肝心である。
佐恵子に、SMというものがこういう行為だと言うことを、
肌で、身体で、心で感じさせなければならない。

その佐恵子に、前の男とのことを忘れさせるためには、
俺の調教を身体で憶えさせることだ。
それに耐えなければ、俺の奴隷としての意味がない。
しかし、佐恵子にはその素質が十分にある。
若い女にはない、大人の女の色気や、芯の強さがある。

看護婦としてその長になり、
女手一人で娘を育てながら生きてきたという自信が、
佐恵子をそうさせているのかもしれない。

そして前にも言ったが、看護婦には意外とM女が多い。
病院では、患者から尊敬され、
慕われているためか、
優しくかつ気丈な性格の女が意外と多い。

その反動からか、
一人になったとき、自分を無の状態で解放され、
心から虐められたい、
という気持になる看護婦がいるのも事実だ。
それは何も看護婦とは限らずに、一般の女達にも言える。

普通の女は、癒しに、趣味や習い事や、友達と出歩き、
しゃべり、そして食べ、雑談する等、
人それぞれの癒しのモードを持っている。
しかし、M女の場合には、
その癒しに、自分を人から破壊され、痛めつけられることで
心から解放されたいという、常人とは異なる願望がある。
そのケースは人により様々である。

それを手助けし、
その欲望を満たしてやるのが俺なのだと自負する。
更には、
その女達に俺のSとしての烙印を押してやるまでのことだ。
その行為は、まかり間違えば、犯罪にも成りかねない。
しかし、そこにSとMという主従関係の揺るぎのない信頼があり、
その信頼に基づく、常人が目を覆う調教という行為があるのだ。

佐恵子が俺の女になったのは偶然ではなく、
必然だと俺は思う。それは佐恵子も同じ思いだった。
女達は本当の男を求めている、心から安らげる男、
それはセックスとは限らないのだ。

調教で痛められ、傷つけられ、
そして心が無になって解放されたとき、
本当の自分を知り、心から男に感謝し、心から従う喜びを肌で感じ、
明日への生きる道を見いだす、これが俺の理想だ。

一つ言えることは、
確かに俺は多くの女を調教してきた、
それは事実だが、それを誇示するつもりは更々無い。
多くの女達が俺に群がり、俺の掌の下で服従し、喜びの涙を流す。
言葉は適切ではないが、
まさにそれは「需要と供給」が成り立つからだと俺は思う。


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