魔法使いの告白 3-3
「くわえ込むんだよ」
いやだった。
でも、やるしかないと思った。
私はソレを口に含んだ。
「舌を動かせよ」
私は言われるままだった。
涙が出てくる。苦しくて、哀しくて。
「唾だして音立てながら、出し入れするんだよ。顔動かせよ!」
ちゅぽ… くちゅ… ぴちゅ…
私は顔を上下に動かした。吐きそうだった。
そのとき、孝文が私の頭を掴んだ。
「んんっー。んー」
すごいスピードで振り回される。
息ができない。
気持ち悪い。
逃げられない。
「はっ!は!はぁっ!」
孝文は荒い息を吐きながら私の髪を握り締めている。
でも、私は叫ぶこともできなかった。
「おらあああっ!」
孝文が叫ぶと、口の中にどろどろしたものがあふれた。
「はあっ…うえっ…えぅっ… ごほっ!ごほっ!ぺぇっ…」
息をしたくて、吐き出したくて、咳がとまらない。
涎も精子も糸を引き、口から下あごから垂れ下がる。
「うぅっ… ううー」
涙も止まらない。
「きったねー顔」
孝文が嗤った。
「そんなにイヤならさ、安全日教えろよ」
その台詞に私の心は凍るようだった。