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冷たい指・女教師小泉怜香
【痴漢/痴女 官能小説】

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冷たい指・女教師小泉怜香 最終話-10

その瞬間、私の身体は凍りついたように動けなくなった。


一つのピースが見つかっただけで、頭の中でバラバラだったパズルが、急速に形になりはじめている。


私の目に飛び込んで来たのは―――


相当読み込んでいると思われるボロボロの本を愛おしげに眺めながら、パンをかじる女生徒の姿。


真っ黒なストレートヘアが風にサラサラと揺れている。


この椅子から、彼がいつも眺めていた中庭の風景。


その視線の先にあったのは、「相原博美の姿」だったのだ――。


胸がドキドキしている。


亮はただ純粋に、相原博美の姿をここから見守るためだけに、保健室に通っていたというのだろうか。

「コーヒーが飲みたい」などと不器用な嘘をついて……。


話しかけることもなく、そばに近寄るわけでもなく、ガラス越しにただ見つめるだけの恋――。


女を完全に溺れさせてしまうほど卓越したセックステクニックを持っている大人びた亮。


そんな彼だからこそ、博美に対する純愛の強さが窺い知れて、私は激しい嫉妬を感じていた。



「セックスに意味なんてない」



その言葉の本当の意味を、私は初めて理解したような気がした。

私は確かに亮と寝たけれど、それが一体何だというのか。


セックスに大きな意味があるなら、私は相原博美に対してこれほどの敗北感を感じることはないだろう。


亮はきっと、かなり前から博美のことが好きだったのではないか―――そんな気がした。



だけどそれならば何故――亮は相原博美がいる保健室の中で、私にあんな行為をしたのだろう。

好きなひとがすぐ側にいるのに、わざわざ嫌われるようなことをした亮の心理が理解できなかった。


その時、博美の横に弁当箱を持った男子生徒が小走りに近づいて来た。


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