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甘い唇
【OL/お姉さん 官能小説】

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甘い唇-4

私はトイレに行ってから衣装合わせの部屋へ向かった。

ふだん私は使わない派だけど、今日ほど洗浄機がついていて助かった事はない。

園子の花嫁姿…
たしかに綺麗だった。


[ ずいぶん長トイレね…
ウンチしてたでしょ? ]

[ あんたに言われたかないわよ ]

花嫁衣装を纏ってライトに照らされた園子がいうと店員さんたちもクスクス笑った。


[ 私の花婿食ってたんでしょ?
口紅ずれてるわ… ]

[ ごちそうさまでした ]

店員さんたちもたまらなくなって笑い始めた。
園子は自分の花嫁衣装に照れてそんな事を言っているのだ。


それは…
後日、本心で言った事ではなかった事を私はベッドの中でユウキから聞いた。


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