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飴玉
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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飴玉-1

ぱらぱら
雨が降って
涙が降って
君に言いたくないのに
想ってもないくせに
言ってしまう


ぐずった君より早く
僕の瞳から飴玉ぽろぽろ
必死に隠して
君を抱きしめる


傷つけて
傷つけ逢って
前に進む
前に進めるのは嬉しいけど

君をもう傷つけたくない
君は大丈夫
へーきだよ
なんて言うけども
僕の心は
僕を許さないから
許したくないから

だから今日は逢えない
逢ったら君はまた壁を感じるだろうから
今はまだ自分を戒めていたいんだ

君を不安に追いやって傷つけた自分が気にくわないから



自分の心も曇っている
君の心が曇っているから
君の心を晴天にしたいから
自分の心を晴れにしておくね


そしたらまた迎えに行くから


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