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距離
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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距離-1

あなたに初めて会ったときは
なんとなく
「合わない人」
だと思った。


それがまさか
こんな想いを抱くなんて…

あなたから聞く
恋愛の話には安心と喜びと
嫉妬がごちゃまぜになった


あなたも同じだったんだ…
そう思った。
知った瞬間あたしにも
チャンスはあるんじゃ
ないかと思った。





…だけどね。
この壁は、
どうしても越えられない。
法律も神様も
許してはくれないから。




ほんとはもっと
いっぱい話したいのに
もっと好きになるのが怖いから
話せないでいる。



そしたら
あなたの一言一言が
余計心に響くように
なっちゃったよ。





あのね、大好き。
ほんとに大好きなの。
ずっと一緒にいたいの。
もっともっと
話していたいの。




でも…
これは許されない恋だから。

だから私はこの気持ちを
心の奥に押し込んで
あなたのただの後輩でいます。




それなら…
許してくれますか?


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