「午後の人妻 童貞嫐り⑤」-7
「いいわ。
クンニをして……
そうと決まったら、たっぷり舐めてちょうだい」
由子は啖呵でも切るように言うと、両脚を拡げて置いた。
亨がその脚のあいだに身体を入れて腹這いになった。
彼女の太腿に両手をかけて、ゆっくり押し拡げていく。
甘酸っぱい淫臭とともに、人妻の秘部がまたあからさまになる。
「それじゃあ、舐めさせてもらいます」
少年がそう断ってから、顔を寄せて近づけてくる。
由子は「あ～ぁ」と声に出して、身を揺るがせた。
改めて断られたりすると、かえって羞恥心に火がついてしまう。
ヌラッ。
ラビアが舌でひと舐めされた。
濡れて生温かい舌で刷かれる感触に、
背中をゾクッという波が走った。
それは決して気色の悪い波ではなく、
甘い快感を伴った波である。
亨の舌がヌラッ、ヌラッと繰り返しラビアを舐めていく。
「ああん。
いや、いやッ。
ダメよ」
反射的に由子の口から、そんな言葉が出た。
だが、不快な感じは微塵（みじん）もなく、気持ちのいい波が身体を経めぐって、むしろ甘美な陶酔のなかにあった。
彼の舌遣いはお世辞にも上手とはいえない。
ひたすら２枚のラビアを無技巧に舐め上げるだけのものである。
しかし、
その無骨さが、
由子を不思議な高みに誘ってくれるのであった。
また、
ラブジュースが溢れるように湧き出して、
あたりを水浸かせていた。
ヌラッ、ヌラッとラビアを舐め上げていた舌が、
クレバスにヌラリと差し入ってきた。
そのままヒダヒダが舐めまわされていく。
舌はそれほど深くまで差し入るわけではないが、
その行為の淫らな様が由子の興奮を煽り、
さらなる高みに導かれていくようだった。
「ああん、そんなのダメよ……
ああん、そんなことをされたら羞ずかしい……」
彼女が身を羞恥の色に染めてくねらせた。
それが媚態となって、男の劣情を駆り立てたようだ。
濡れたクレバスが男の舌で盛んに舐めまわされ、
掻きまわされて、
ジュブ、ジュブと淫らな音をたてている。
それから亨はクリットに顔を寄せてくると、
その肉塊を口に含んだ。
チュルチュルと音をたてながら吸いたてたり、
舌先で右に左に嬲ったりするのだった。
その愛撫に由子の子宮が疼いて収縮をはじめ、
一気に頂にまで押し上げられるような興奮に包まれていた。