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女神ラブロリーナ
【フェチ/マニア 官能小説】

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女神ラブロリーナ2-3

「ただ注意した方がイイって言う話しも、あるみたいだけどね」

「どんな?」

 トマスさん、オレに顔を近づけるとヒソヒソ話しをするような口調で言った。

「あまり見つめると、そいつに襲われて誘拐されてしまうらしいんだ」

「何故、誘拐を?」

「どこかに連れ去って、喰っちまうって話しだ」

「まさか。マリア様みたいな霊が人を襲うなんて、有り得ないと思う」

「何もかも、マリア様みたいとは限らないだろう? 外観は美しくても、心ん中は醜いって事も有り得るからね」

 まあ、それも一理あるけどね。

 実際、背高巨乳幽霊女と遭遇して、誘拐された男が何人もいるらしい。

 一部の信者の間では話題になっているようだが、教会側は知ってて何も言わないようだ。

 恐らく、世間からマイナス的なイメージを持たれてしまうのを嫌がっているからだろう。


 ある夜だった。

 4日間の会社の連休を翌日から控えているオレは、教会で夜遅くまで奉仕をやらされた。

 オレは適当な理由を付けて奉仕を休もうとしたけれど…

 美人シスターたちの甘い誘惑に引っかかって結局は参加する羽目になっちまった。

 観たいテレビ番組があったのに、がっかり。

 でもまあ、イイッか。

 オレは他の奉仕仲間たちと、奉仕作業室でシスターたちと品物の整理をしていた。

 作業が終わったのは、深夜近く…。

 この時は既に、他の奉仕仲間たちは帰宅して、残ったのはオレ1人となってしまった。

 オレだけが、最後まで付き合わされた格好になったワケだ。


「ありがとうございますぅ。助かりましたぁ」

 メルカと言うシスターが礼を言った。

 神学校に通う傍ら、シスターの1人として教会で働いている可愛さ抜群、元気ハツラツ、性格ちょっとドジの15歳の女の子である。

 まだ未成年だけど結構、このコもグラマーなのだ。

 メルカがコーヒーを入れてくれた。

 一口飲んでみたら、すっごく美味い!

 奉仕をした後だから、格別に美味いのだ。

「今日は1日中働きづめで、疲れたよ」

「ご苦労様ですぅ。
 大変だったですよネェ。でもお陰様で品物の整理が済んだからホッとしますぅ」

 オレはふと、例の事が頭に浮かんだ。


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