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女神ラブロリーナ
【フェチ/マニア 官能小説】

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女神ラブロリーナ2-1

 こう言うオレも、実は教会で奉仕活動をやっている。

 オレの住むセルシオ市の街の中心からクルマで約2時間。

 深い森を抜け、湖の畔を通る州道を行くと見えて来る。

 聖クリスター教会。

 百年以上も前に建てられた由緒ある教会で、今も数多くの信者が訪れている。

 ここに来るようになったのは、ずっと以前にオレの家族が大変お世話になったのがキッカケだった。

 それ以来、毎朝の早朝清掃奉仕と日曜礼拝…

 週に2、3度の夜の祈りと雑作業の奉仕を続けている。

 オレは元々、神様とか霊魂なんて類は信じないタチなんだけど…

 この教会に通うようになってからは考え方が変わって来た。

 難しい教義教理的理屈なんて、頭の悪いオレには分からない。

 だけど、人間の想像を越えた何かがあるって事だけは、分かる。

 又、奉仕活動を続けていると心が休まるし…

 生活にうるおいや活気が出て来るから不思議である。

 この教会のシスターやスタッフは結構、キレイな人が多くオレ好みのタイプの女性もワンサカいる。

 だからと言って、邪な思いは御法度だぜ。

 皆、聖職者だから純粋且つ節度ある対応をしなければならない。

 とまあ、エラそうな事を言うオレもこの前、サリナと言うシスターに

「お尻、大きくてイイよね」とつい、口を滑らせてしまった。

 すると後日…

「なんたる事ですッ!?
 神に遣う者を、卑猥な言葉で惑わすとはッ!」

 教会の女性代表から激しい平手打ちを食らってしまった。

 名前はマーレット。

 45歳の独身中年女性。

 聖導士の資格を持っている。

 数ある各拠点教会の親方の中で一番の勉強家であり、一番熱心な信仰家でもある。

 つまり、クソ真面目だって事。


 さて…


 この聖クリスター教会では、信者の間で或る噂が広まっていた。

 施設内で幽霊が度々、目撃されていると言う。

 オレはその話しを、同じ信者仲間であるトマスさんから聞いた。


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