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肥大症
【SF 官能小説】

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エース-11

翌日、ひろみは授業を終えると、麗華との約束通りテニス部の部室へ向かった。
部室には既に麗華が来ていた。

「ひろみ。待っていたわ。こちらへいらっしゃい。」

麗華は、自らのソファーの傍らを指差した。

「さあ、はじめましょう。」

麗華の澄んだ声が部屋に響いた。

そばにいる娘が麗華に説明を始めた。

「由佳さんの依頼で、浮気をした由佳さんの彼女メイと相手の男性を拉致しています。
 二人の処遇は由佳さんに任せてほしいとのことです。」

「まあ、それは大変。
 由佳さんもお気の毒ね?」

麗華の声を合図のように、縛り上げられた男女が連れてこられた。
男が姿を見せるとざわめきが起こった。男は驚くほど美しかった。

由佳は手際良く指示を出し、男を裸にし、両手両足を拘束する。そして器具を使い、男の目と口を開いたままに固定した。更に男を床に仰向けに寝かせると、床から伸びたフックを男の口の両端に掛けて両側に引っ張り、男を床に仰向けに固定した。

男の顔の上に特殊な椅子が置かれている。その椅子の座る部分は、真ん中が大きくくりぬかれていた。

メイが引き立てられる。

メイが由佳を見上げた瞬間、由佳がメイに頬を張り飛ばした。

「ひぃ!」

メイの悲鳴が上がった。

由佳はメイの下半身から衣服を剥ぎ取ると、男の顔の上の椅子に座らせ縛りつけた。

ひろみは戸惑った。麗華は何を見ろというのか?これから始まるのは、浮気に嫉妬した由佳の仕返しであり、メイや相手の男性の言い分を無視した虐待に他ならない。
ひろみは逃げ出したい気持ちになっていた。

それにしても腑に落ちない、男性はもちろんだが、メイも抵抗をするでもなく素直に従っているようにも見える。

準備を終えると勝ち誇るように由佳が話し始めた。

「メイ。私を裏切り、男に走った罪を償うがいい。
お前自身がその男を辱め、男に刑を執行するのだ。
 お前の愛したその男の体内に、お前の汚物をたっぷりと吐き出すがいい。」

「いやあ!」

メイが初めて声を上げた。少女のようにか細い声だった。
その声にかまわず、由佳が用意されたイルリガートルをメイのアヌスに繋いでいった。

薬液の注入が開始される。


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