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未完成恋愛シンドローム
【同性愛♂ 官能小説】

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未完成恋愛シンドローム - 希望的観測 --5

「ぐぁ・・ぅ・・・・」
「・・」
だんご虫の如く丸まりながら、呻き続けるコタロー。
―やりすぎたか?
「・・・」
そのまま顔を上げ、視線が合う。
「う」
うっすら瞳に涙が浮かんでいた。
「・・使えへんようになったらどないすんねん」
息も絶え絶えながら、なんとか言葉を搾り出すコタロー。
「・・・ごめ」
「困んのイヴやろ」
「困らんわ!!!」
・・こんな状態でもんなこと言えるこいつが凄い。
―つか、いっそのこと去勢でもしちまえば、襲われることもなくなるんじゃないか・・・?
そこまで考えてから、一瞬内股で走り寄ってくるコタローが頭に浮かび、戦慄する。
・・・・・無いな。

「なーなー」
「なんやねん」
取り敢えず英語のプリントは終わらせ、2人して答え合わせ中。
「えっちしょーやー」
「・・・」
さっき、去勢されかかったことをもう忘れたんだろうか?
まぁ、なんだかんだで復活出来るこいつのしぶとさには、ある意味感服するけど。
「なーってば」
「嫌」
睨み付けると、一応は沈黙する。
が、納得してないのは明らかで・・。
―つかこいつ、学習能力無いんかい。
考えるのもバカバカしい。
「せめてテスト終わるまで我慢せえや」
「え。ムリ」
ケモノか。
ふと気になることがあり、壁を見る。
「イヴ?」
机の上に散らばっていた本や、筆記用具を片付け始めたオレに、訝し気な顔をするコタロー。
「あ」
「あ?」
コタローの声に反応するオレ。
「やっぱイヴもえっちしたいんやーん」
―パンッ。
どう考えても的外れな発言に、片付け途中の教科書で頭を叩く。
「なにすんの」
―よく言えるな。
「時間」
「ん?」
オレの言葉に、コタローが壁の時計に瞳を向ける。
「何時?」
「6時」
・・・・。
―気付かんかこいつ。
「ああ」
―気付いた?
「朝まで寝かせへんでー」
―ゴッ。
グーで殴った。
つか、どんな勘違いだ。
「痛いなーさっきっからポンポンポンポン」
頭をさすりながら言うコタロー。
「アホ。もう6時やし、家帰ってメシ作らなあかんねん」
片付けた勉強用具を鞄の中に入れ、そのまま立ち上がる。
「送ってくわ」
そう言ってコタローも立ち上がった。
「好きにし」
なんか言ってやろうと思ったけど、なにを言ってもムダなんでやめた。

「なーなー」
「なんやの」
帰り道の途中。
またコタローが声をかけてくる。
―寂しがりか、こいつは。
半分呆れながらも、次の言葉を待つ。
「テスト終わるまでしたらあかんとか、マジ?」
「言っとくけど、テスト還ってくるまでやからな」
「!!」
コタローが絶句したのが判った。
―ほんとにこいつは・・。
そんなに射精したきゃ、自分で勝手にオナニーでもなんでもし―
口には出さなかったものの、そんな考えが浮かび、同時にコタローがちんちんを扱いている所を想像してしまう。


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