冷たい指・女教師小泉怜香 B-7
「……あ……ああっ……」
ゴツゴツとした不快な異物感と心地よい圧迫感が同時に下半身に襲い掛かる。
床に這いつくばったまま陰部に四本のペンを突き刺して悶えている私の姿は、誰が見ても変態にしか見えないだろう。
情けないと思いながらも、私はペンを動かし続けた。
「……亮……は…恥ずかしい……見ないで……」
いつしか私の中の妄想は奇妙な方向に変化している。
妄想の中で私は、亮にこの屈辱的な行為を強要されているのだ。
あの丸椅子に座って私の恥態を面白そうに見物する亮。
加虐的な笑みを浮かべながら、時折手を延ばしてヴァギナに突き刺さっているペンの束でぐりぐりと私の中を掻き回す。
『センセー…すげー締まってるね…やらし……』
「……あぁ…やめて……お願い……」
あの時電車の中で亮から言われたいくつかの恥辱的な言葉が、私の中で鮮明に蘇る。
痛いくらいに激しく抜き差しされるペンの束。
現実の亮から乖離して、私の中で彼はどんどんサディスティックになっていくようだった。
「亮に虐げられたい」という屈折した願望が私の中に湧き起こっている。
私は、彼に虐められいたぶられることで、彼が「生徒」で私が「教師」であるという障壁を破壊出来るような気がしているのかもしれなかった。
『……もっと感じてみせろよ……』
妄想の中では、亮が冷ややかに囁きながら私を更に激しく攻め立て始めた。
「……ああっ……ああっ……いやあっ……はああっ……」
私は床に顔を付けて、両手で陰部をまさぐる。
ペンの束を何度も何度も自分の中に突き入れながら、もう一方の手ではクリ○リスを強く捏ね回した。
『……イけよ…怜香……』
「ああっ……亮っ……亮っ!!」
彼が私を名前で呼ぶ。
普通の男女ならば当たり前のことが、今の私には何よりも深い快楽を与える。
「……ああっ!……イくっ……イくうっ……亮っ……!」
子宮がギュウッと激しく収縮し、頭の中で真っ白な光がパアッと破裂した。
膣の圧力に押し出された四本のペンが、バラバラと床に落ちる。