投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

グレープフルーツ・ムーン
【青春 恋愛小説】

グレープフルーツ・ムーンの最初へ グレープフルーツ・ムーン 0 グレープフルーツ・ムーン 2 グレープフルーツ・ムーンの最後へ

グレープフルーツ・ムーン-1

12月24日(水)
今日はクリスマスイブ。年に一度の恋人達のイベント♪
私も今日は彼と遊園地でイブデート♪彼とは去年のクリスマスイブから付き合い始めたから、今日は付き合って一年目記念日でもあるの♪
なのに彼、今日まで一度もキスしてくれたことないんだよ?ひどいよね?それどころか手だってほとんどつないでくれないし…。
今日も朝から一緒にいるのに、まだ一度も手をつないでくれないんだよ!?いっつもそう。人がいるところとか、明るいところだと「恥ずかしいから」って、絶対に手をつないでくれないの。手をのばせば届くところに彼の手があるのになー。手つなぎたいよ…。

それでもやっぱり、彼と一緒にいられるのは嬉しいね♪なんだかんだ言っても、そばにいてくれるだけでも幸せなんだよね♪彼のこと、本気で好きだから♪
いっぱい乗り物乗って、お買い物したりご飯食べたりしているうちに、気がついたらお月様が出てた!!いつの間にか夜になってたよ…。もう六時じゃん…。門限八時(高校生になってこの門限は厳しすぎる!!)だからそろそろ帰らないと…。楽しい時間って過ぎるの速いよねー…。

帰りの電車降りてから家まで結構歩くんだよねー。でも、彼と一緒だとすぐに着いちゃうけどね♪
駅から少し歩いたところに小さな公園があるんだけど、この公園、ほとんど灯りも無いし、全然人いないし、めちゃくちゃ静かで、ちょっとエッチなムード漂う公園なんだ。だからいつもデートの帰りはこの公園でお話してるんだ♪
公園のベンチに座ったら私、真っ先に彼の手握ったの♪彼、この公園でお話してる間だけ手をつないでくれるんだ♪今日一日、握りたくても握れなかった手をやっと握れて、私、思わずニヤケちゃった♪
デートの中で一番幸せな時間♪月明かりの下で、2人っきりでお話♪とっても幸せ♪
しばらくお話して、ふと公園の時計見たら、もう七時半!!この公園から家まで歩いて二十分くらいだから、もう帰らないとパパに怒られちゃう。幸せな時間も過ぎるのは速いよねー…。
寂しいけど、パパに怒られるのはイヤだから、「もう帰らないと」って言って立ち上がろうとしたら、彼が急に手を引っ張ってきたの!私、思い切りベンチに座っちゃった。すごくびっくりしてキョトンとしちゃったよ。

そしたら彼の顔が私の顔に近づいてきて、「どうしたのっ?」って言おうとした瞬間、私の唇に彼の唇が…。

ほんの一瞬の出来事…。
私の顔と彼の顔の距離が元の距離に戻ると、月明かりの中に彼の顔が浮かんだの。彼、顔を真っ赤にしてうつむいてた。そして、「クリスマスプレゼントと一年目記念日のプレゼント」って言うの。
私、嬉しくて、目の奥のほうが熱くなってきちゃった。そして思わず、照れ笑いを浮かべてる彼に抱きついて、今度は私からキスをしちゃった。彼、最初は少し戸惑ってたみたいだけど、すぐに私を受け止めてくれたの。だから、門限のことなんて忘れて、そのままずっとキスしちゃってた。
うっすら目を開けてみたら、グレープフルーツみたいな、まん丸で黄色いお月様が私たちの姿を、笑顔で優しく見つめていてくれてた。

結局、門限には間に合わなくてパパにいっぱい怒られちゃったけど、それでもとっても幸せな一日だったな♪

END

あとがき
珍しくハッピーエンドです。日記風にしてみました。キモい?ベタすぎる?どう?感想待ってます。
今回のタイトルもゴイステさんです。


グレープフルーツ・ムーンの最初へ グレープフルーツ・ムーン 0 グレープフルーツ・ムーン 2 グレープフルーツ・ムーンの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前