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「午後の人妻 童貞嫐り」
【熟女/人妻 官能小説】

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「午後の人妻 童貞嫐りB」-4

斜め横に立っている亨のところから、
胸の谷間が微妙に見え隠れしているのだ。
遠慮がちながら、
妙にねばりつくような少年の視線が、
そこに注がれているのだった。

一方、
椅子に座って伝票チェックをする由子の顔の横に、
立っている亨の股間があった。
そのジーンズの股間が心なしか膨らんでいるように感じられ、
もしかしたらその内側で、
ペニスが勃起しているのかもしれないと思った。

由子がふいに顔を上げて、
少年を見た。
自分の胸元に視線を注いでいる、
彼の目と合った。

「あ」

亨が慌てて伝票に視線を移したが、
その顔面がみるみる羞恥の色に染まっていく。

ジーンズの股間のところが、
モコッと動いて変化したような気がしたが、
由子の気のせいだったろうか。

コンビニというのは、どこも大型の冷却ショーケースを設(しつら)えていて、壁に沿ってつくりつけられているところが多い。

このショーケースに陳列されているのは、清涼飲料水、お茶、缶コーヒー、
ミネラルウォーター、ジュース、缶ビール、発泡酒、缶チューハイ、牛乳といった類(たぐい)の商品である。



このケースの裏側には幅の狭い通路が、回廊のようにぐるりとめぐっている。

ここに商品補充をするには、店内から一旦バックヤードに出て、その回廊のような通路に入って裏側から補充する仕組みである。

さらにまたの日、由子と亨はその冷却ショーケースに商品補充をすることになった。
そのとき、レジにオーナー夫人が立ってくれたので、ふたりはそちらの作業にまわったのだ。

狭い通路のなかで、
由子は亨の背後から、
身体をわざと重ねるようにして作業した。
彼の背に、
胸の膨らみを押しつけ、
彼が身体を捻(ひね)ると、
肘が膨らみにぶつかるようにしたのだ。

彼女はそれを無意識にしているふうを装ったが、
多感な16歳の少年にとっては、
その行為のひとつひとつが意識しないではいられないはずであった。

「あ……あ……」

由子の胸に背中や肘が触れるたびに、少年の口から小さく洩れた。

そのたびに作業の手をとめて、顔面を含羞(がんしゅう)の色に染めている。

背中や肘から伝わってくる、
大人の女の胸の膨らみの感触。
たしかなボリュームをもちながら、
信じられないほどのやわらかさだ。


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