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cure side-Rino
【学園物 恋愛小説】

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cure side-Rino-4

「ねぇ、今度のお休みにどっか遊びに行かない?」

ホントはあっくんから誘ってほしいんだけど、その気配がないから理乃から誘ってみた。

「いいけど…。どこ行く?」

「んーと…。とりあえずブラブラ?」

「何だ、それ?」

あっくんの顔が可笑しそうにクシャってなった。

あうっ!可愛いっ!
こういうとこがキュンッてなる。

「理乃はね、あっくんと一緒ならどこでも楽しいんだよ」

「それは言い過ぎだろ」

そんな下向いてボソボソ言わなくても。

「ホントだよ?」

あっくんの制服の袖を掴む。

「…ありがと…」

顔を真っ赤にしたあっくんに抱きつきたくなったけど我慢した。
偉いぞ、理乃。





日曜日、駅前であっくんと待ち合わせ。

理乃は約束した日からウキウキしちゃって、時間より30分以上早く着いちゃった。

こうして待ってる時間も楽しいんだけど、一つ問題が。

「可愛いねぇ!一緒に遊ぼうよ〜」

ウザイ。

「一人でいるより俺と二人の方が楽しいよ」

大きなお世話。

「誰、待ってんのか知らないけどほっとこ」

理乃をほっといて。

次から次へと理乃の前に立つ男を適当にあしらう。

「マジ、俺のカノジョにならない?」

お断りします。


今までの男達はすぐ引き下がったのに、この男はしつこかった。

断っても断っても離れてくれない。

早く来過ぎた理乃が悪いんだけど、こうもしつこかったら泣きそうになる。

あっくん…早く来て…。



到着した電車から下りてきた人達の中にあっくんがいないか必死で探す。


その中にあっくんの姿を見つけた時の安心感をどう説明すればいいんだろ。

「あっくん!」

理乃はあっくんに駆け寄った。

多分、理乃はすごく不安げな顔をしてたんだと思う。

あっくんは理乃を怪訝な顔で見ると、後ろから付いてくる男に視線を向けた。

理乃があっくんの背中にすがるようにして隠れると少し振り向いて心配ないよって感じで笑ってくれた。


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