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「午後の人妻 童貞嫐り」
【熟女/人妻 官能小説】

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「午後の人妻 童貞嫐りA」-7

しだいに白磁のような肌に朱が差していき、
全身がそれに染まって紅潮していく。
妙に艶めいて、
色香の匂いたつ光景である。

左手の5本指は相変わらず、乳房を揉みしだき、乳首をなぞりまわしていた。
右手のほうはうなじから耳朶までを、擦りたてながら往復している。

たおやかな快感が全身を包んでいき、
股間にしどるジュースが量を増やし、
あたりがジュクジュクと湿潤していく。

「はふぅ……あぁ、いい……い、いいっ」

身体の奥のほうから、さも気持ちよさそうな声が洩れ出た。
官能を蕩けさすような甘い声である。

バスルームで少しくらい声をあげても、寝室にいる夫の耳に届く気遣いはなかった。

バスルームと寝室は1階と2階に離れているうえに、夫は一度寝入ると朝まで目を覚まさない人間である。

由子のオナニーは佳境に入っていった。

彼女はバスルームに備えてある手鏡を取り上げると、
その鏡面を上向きにして洗い場の床に置いた。

そして、その手鏡を跨ぐと、
両膝を床につく恰好になった。
その姿勢で臀部を沈めて、
鏡に近づけていく。
女の秘めやかな肉体部位が、
鏡に映し出される。

自分の肉体の一部ながら、グロテスクかつ卑猥な造作をした部位である。
由子は鏡にそこを映し出すたびに、そう思った。

陰部を鏡に映しながら、
そこに指を這わせて、いじりまわしていくのである。
それが何ともいえずに、刺激的で、淫猥で、
自分が淫乱な女にでもなったような気がして、
ゾクゾクとした興奮に包まれるのだった。

由子は右手を臀の後ろのほうにまわすと、中指を1本立てて陰部に近づけていった。
手を臀のほうから差し入れていくのは、とてもいやらしいことをしている気分に浸れるからだ。

自分を淫乱な女に貶(おとし)めることで、
後ろ暗い劣情が刺激され、
官能が炙(あぶ)りたてられるのだった。

1本立てた白い指が、ドドメ色をした陰部に近づいていく。

それが鏡にくっきりと映し出されている。

指の腹が花弁のように開いているラビ○のエッジを捉え、
左右2枚のそれをなぞり刷いていく。

「はんっ……あんっ……ああっ……」

指に刷かれるラビ○にビリビリとした快感が走り、それが全身に伝播し
ていく。

その全身が、総毛立ち、鳥肌立って、ゾクゾクするような興奮が高まる。

それにしても鏡に映し出されている情景は、
妄りがわしいことこのうえない。
鶏のトサカ状にウネウネと走るラビ○が、
指でなぞり捏ねられてグネグネと形を変えている。


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