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憂と聖と過去と未来
【幼馴染 恋愛小説】

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憂と聖と過去と未来 4-11

***

それからのことはあまりよく覚えていない。
あたしは大学入学まで自室にこもっていた。
布団の中で、今までのことを思い浮かべて体を震わせていた。

何度も聖に謝りに行こうかと考え、断念した。


聖は大学の入学直前に退院した。
一度、部屋に来てあたしに話しかけてくれたが、あたしは内容が全く耳に入らなかった。
ちらりと聖の顔を見ると、やはりとても苦しそうな顔をしていた。


大学に入学しても聖に会うことはほとんどなく、適当に友達を作って無理やり生活を楽しむようにしていた。


自責の念は払えない。

あたしは本当に最低だ。


もう聖と昔のように笑い合うことはできない。


そうして、あたしは聖を避け続けたまま、いつの間にか大学二年の秋を迎えていた。


明日は学祭。



毎日が憂鬱だ。


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