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想いの丈、いつまでも
【幼馴染 恋愛小説】

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想いの丈、いつまでも@-1

あたしの名前は橘 由紀子。普通の高校2年生。それでも充実した毎日を送っている。


なくてはならない親友とマンションの隣に住む異性の幼なじみがいる。


お決まりのパターンごとくあたしはその幼なじみに恋をしています。





でも、好きになったのは高校に入学したばかりの頃。


いきなり先生に頼み事をされ、少し重たい荷物を持って広い校舎をさ迷っていた。


場所がわからなくて半泣き状態のあたしの横にすっと現れて、荷物を奪ってさっさと目的にの部屋に持って行ってしまったのだ。


お礼を言ったら彼は「別に」と一言言い、どこかへ行った。


その瞬間あたしはそれまでただの幼なじみだった彼に恋をしたのだ。


自分が惚れっぽい性格というのもあるのだが、あれは惚れない方がおかしい……





しかし!!!
彼には問題があった。


噂をすれば廊下から男女のキャピキャピした声が。見ると肩を組みいちゃついてる2人の姿。全く公共の場で…



「由紀子? なにしてんの?」

「呆れてんのよ バカ」

「ひどっ」



そう…幼なじみこと諸星 竜也、彼には彼女が、いや、たくさんのセフレがいる。


学校一モテて、学校一カッコいいのに学校一たらしで有名。


そんな奴をあたしは好きになってしまった…… ハァ後悔……





「付き合いたいとか思わないの!? あたしをあなたの1番にして♪みたいな」


こんなふざけたこと言うのは少しさっき紹介した、親友の柏木 玲奈。


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