投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

崩壊
【母子相姦 官能小説】

崩壊の最初へ 崩壊 22 崩壊 24 崩壊の最後へ

崩壊〜執心〜-6

「キレイ…です」

 思わず口を付いた言葉。仁志自身、女性の乳房を見るのは初めてなのに、その神秘的ともいえる膨らみに美しささえ感じていた。

「ありがとう…」

 涼子は頬を染めていた。仁志の言葉に対する喜びだけでなく、ギラついた息子の目に見られているという事実に、感じ易くなった身体が反応したのだ。
 さざ波のようにわずかだった肉欲への思いは、徐々に激しさを増して、自分でもコントロールが効かなくなりつつあった。
 彼女は、唇を噛んで漏れそうになる悦びの声を必死に殺していた。

「最後の、脱がせますね…」

 仁志の両手が腰骨に掛かるショーツの中に入った。

「…うっ…」

 涼子の口から小さな喘ぎが漏れる。
 親指の股にショーツを引掛かけると、徐々に下へと降ろした。
 ヒザまで脱がされたショーツが床下に落ちた。涼子は仁志の面前に自分の一糸纏わぬ姿を露にした。

 仁志の目が舐めるように涼子の裸体を見つめる。

 小ぶりながら、ほどよく肉の付いた乳房。くびれたウエスト。秘部を覆う薄い恥毛。それらが相まって、形容しがたい美しさと淫靡さを醸し出していた。

 自分を見つめるギラついた息子の目。そして、赤く腫れ上がり先汁に濡れたペ〇ス。
 それらを見た涼子の目は、その先にある許されざる快感を渇望していた。

 しかし、

「…じゃあ、服は洗濯機で洗っておくから」

 涼子はそう言うと、床に散らばる濡れた服を両手に持った。

「…涼子さん」
「今から洗えばさ、2時間くらいで乾いちゃうから。お風呂に入ってる間に、ごはん用意しとくからね」

 そそくさと風呂場を出る涼子。残された仁志は、拍子抜けした思いでその場に佇んだ。

 風呂場を出た涼子は大きく息を吐いた。濡れた身体をバスタオルで拭いながら、指で秘部に触れた。

 指先に粘液が絡み付いていた。

 1度は覚悟した息子との交わり。が、涼子は思い止まった。
 人として踏み越えてはならない禁忌という認識。それに、真実を告げずに事を成すことに後ろめたさを感じた。

(私は何を考えてるの…自分のことだけを考えて…)

 涼子は気持ちを持ち直し、濡れた衣服を洗濯機に入れると裸で寝室に向かった。

「しょうがない。身体を洗うか…」

 意外な幕切れに納得出来ない仁志だった。気持ちではムリヤリにでも涼子とセックスしたいと思ったが、あの様に上手くかわされたのではどうしようもない。
 諦めてイスに腰掛けると、スポンジを石鹸で泡立てて身体にこすりつける。


崩壊の最初へ 崩壊 22 崩壊 24 崩壊の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前