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小さな思い出
【二次創作 恋愛小説】

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小さな思い出〜成宮鷹明編〜-1

俺の名前は成宮鷹明だ。
よく名字を『なりみや』って間違えられる事があるけど正確には『なるみや』だ。
俺には自慢じゃないけど彼女がいる。
恥ずかしいから面と向かっては言えねぇけどかなりかわいい・・・
おのろけはこの辺にしといて彼女とのちょっとした昔話をしにきた。
俺の彼女名前は長峰アンって言うんだ。
黒く長い髪が綺麗な女の子だ。
初めて会ったのは幼稚園かな?
家が近所で親同士仲良くなってまぁ俺たちも仲良くなってた。
アンはからかうとすぐ怒るし、でも自分の事より他の奴の事を気にしすぎて、まぁそんなとこ引っ括めてアンが好きなんだけどさ・・・
俺がアンの事が好きだって気が付いたのは中学のとき・・・
屋上でのんびりすると気持ちがいいって俺の悪友、秀孝に聞いてさ丁度暇だったからさ屋上に向かったんだ・・・
屋上についたらなんか話し声が聞こえて、見たらアンと知らない男子が居てさその光景みたら急に胸がドキッてしてさ・・・みるみる鼓動が速くなるのがわかったんだ。
はっきし言ってアンの事はそれまでは兄妹みたいな感じかな?
そん時はどうして鼓動が速くなったかわからなくて、慌ててそこから居なくなった・・・
家に帰ってぼーっと考えてた・・・なんでかわからないけどアンの知らない男子への返事が気になってしょうがなかった・・・


俺はアンを屋上に呼んだ・・・


自分の気持ちを伝えるために・・・


「なーに、鷹明?話って?」
「お、俺さ・・・お前の事が・・・」
「もーっ!はっきり言いなさいよ!」
「俺さアンの事・・・好きだ!」
「!!」
「返事は今すぐほしいってわけじゃないから・・・」
俺はドアに向かって歩き始める。
「ちょっと待ってよ!」
振り向くとアンが抱きついてきた・・・
「ア、アン!?」
アンの顔を見たら涙を流していた・・・
「私、ずっと待ってたんだよ・・・鷹明が振り向いてくれるの・・・私、初めて会った時からずっと好きだったんだよ。」
「返事は・・・」
「私も鷹明が好き!大好き!」


とまぁこうして付き合うことになったんだけど・・・ケンカはするわ、泣かすわで・・・大変なんだけど俺は彼女をアンを離すつもりはないね!
一生・・・アンには俺の傍に居てもらわないとな・・・

こんなに人を好きになるなんて思わなかったけどさ・・・
だから責任とってもらわないと・・・

恥ずかしくて言えないけど・・・

俺の大好きな気持ちを止められなくしたアンに・・・ね。


END


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