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崩壊
【母子相姦 官能小説】

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崩壊〜親密〜-1

 涼子の家を後にして自宅近くの駅を降りた仁志は、肩を落としてトボトボと歩いていた。塞ぎ込んだ顔には、後悔の念がありありと浮かんでいる。

(…今度会う時、どんな顔すりゃいいんだ…)

 叔母である涼子の自宅マンションで、いくら検査とはいえ下半身を露出し、射精までしてしまった事に仁志は自己嫌悪に陥っていた。

「ただいま…」

 自宅に帰り着くと、父の真仁と母の優子がリビングから現れた。

「お帰り。遅かったな」
「ああ、ただいま」
「本当にずいぶん掛かって…すぐに夕飯の準備するから…」

 優子が、慌ててキッチンに向かおうとするのを仁志は止めた。

「…ば、晩メシは涼子さん家で食べたよ」
「エッ?」
「マンションに行ったら用意しててくれててさ…」

 仁志は、そう言うとバスルームへと向かおうとする。

「診てもらってどうだったんだ?」

 真仁の声に仁志は足を止めた。

「…なんか、病院で詳しく診た方が良いってさ。予約は自分がしとくからって」
「そんなに…悪いのか?」

 真仁の唖然とした顔に対し、仁志は心配させまいと強気の言葉を返す。

「万が一の事だって。とにかく、予定日が決まったら連絡するそうだから…」

 仁志は、そこで会話を打ち切るとバスルームへと消えた。

「本当に、大丈夫かしら…」
「本人もそう言ってるんだ。それに、どちらにしても診てもらわなきゃ分からないだろう」

 真仁は、不安がる優子の肩を優しく抱いて宥めた。


「ふーーっ…」

 風呂場に入り、湯船に浸かる仁志。寛ぎの表情を見せた後、唇を結び両手ですくったお湯を顔に掛けた。

 頭の中を、先ほど受けた行為が駆け巡る。

(…あの指使い…それに、胸元が見えて…太腿が…)

 それは直腸検査の時だった。胸元の開いた服を着て前屈みで診ていた涼子の谷間が覗く。それに、仁志の脚に跨った彼女の太腿から伝わって来た体温と肉の柔らかさ。

(…ああ、また…)

 仁志は湯船の中で、自分のペ〇スが硬くなっていくのを感じた。
 涼子の指で中をイジられた時、今まで受けた事の無いほどの体験に仁志自身が驚いた。

(叔母さん相手にこんなになるなんて…オレ、おかしいのかな)

 仁志は、異常と思える自分の生理に不安を覚えた。
 指で“中のある部分”を刺激された瞬間、身体中に電気が流れたような快感が襲い、思わず射精してしまった。

(しかし、驚いたな。叔母さんのあんな一面なんて初めて見た)

 それまでは冷たく感じた涼子の存在。それが、先ほど見せた彼女はまったく違っていた。

 頭の中で涼子の占める割合が大きくなりつつあった。


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