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出会い
【その他 官能小説】

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出会い-2

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今、私は彼と暮らしている。彼に出会って、生きるのがとても楽になった。考えることは一つだけ。彼に求められるために爪を磨き紅を引く。彼の好む料理を作り、彼の好む下着を着けて、彼の帰りを待つだけだ。以前から続けていた趣味や習い事の全てに興味が無くなった。

習い事といえば、新しくエアロビクスに通い始めた。休みの朝、食事を済ませると私はレオタードに着替えて体操を始める。彼に柔軟を手伝わせるのだ。

今日も彼の好む下着を付け、開脚の練習をするのだ。
「あなた。手伝ってくれる?」
「優香。今日は一段とセクシーだね。」
「開脚の練習をしたいの。Y字バランスをしたいのよ。」

私は、床に横になると、下半身を仰向けから90度回転させた。丁度、脚を横に振り出すと真上に上がる方向だ。勢いよく脚を振り上げる。脚が120度程開き肩の横まで脚が伸びるのだが少し膝が曲がってしまう。
「あなた。膝と足首を伸ばして欲しいのよ。」
「ああ、分かった。痛くないかい?」
「大丈夫よ。膝が伸びたら。股関節を開いて。」
「股関節?どうすれば良いの?」
「足首とももの付け根を押さえて、グイグイ開くのよ。」
「こう?」
「もっと!」
「こう?」
「もっとよ!」

彼の股間が膨らんでいるのが分かる。練習が終ると同時に彼は私を抱き締めるわ。
そう、その瞬間から私の長い一日が始まる。

私はセックスが嫌いではない。私は強い男に求められるためだけに生きている。


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