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トラブルバスターズ01
【SF 官能小説】

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トラブルバスターズ01 [二章]-4

ニュプ…ニチャ…ニチャ
ザイードの白濁液とマリナの愛液がマリナの指で、アソコで淫らな水音を奏でる。
(嫌、嫌なのに…)
思いとは裏腹に、快感と下腹部が熱く疼くのをマリナは感じていた。
そして、自分がその先のことまで望まされていることに気付いた。
「はぅぅ…もっと…もっと下さい…こっちにも」
ニチャリと指で秘裂を広げて見せる。
その痴態を止めたのは他でもないザイードだった。
「あぅ!?」
ザイードが何かを思い出したように腕を掴み自分の方へ引き倒す。
「少し働いてもらうことになった。なに、簡単な事だ……」
次の瞬間…マリナの意識には何も聞こえなくなった。
御主人様から奴隷へのブリーフィングという世にも奇妙な状況。
聞いているのは間違えなく自分なのに聞くことができない。
しかし、勝手に動くもう一人の自分はそれを聞いていた。
(少し働いてと言ったけどどういうこと?)
考える時間は僅かだった、すぐに音が返ってきたからだ。
「はい、ご主人さま。だから、いつまでもマリナの事を弄んで下さい」
憎い相手にこの言葉、マリナはこの淫乱女を引っ叩いてやりたかった。
もっとも、それは紛れもなく自分自身なのだが。
マリナがザイードの首に腕を回し、理性が蕩けさせた瞳で恋人のようにすり寄る。
そこには、四日前の無理やりやられていた清純なマリナの姿は一欠けらも見えない。
股をM字に開き、男の物の上にまたがる。
「いいぞ、しっかり自分から腰を動かせ」
その言葉を合図に濡れた秘所にマリナはモノを挿入する。
ギジュ
「聞こえているだろ?どうだ?嫌いな男に奉仕するのは?」
ザイードがマリナに言った、目の前の肉体に言っているわけではない、
その中に居ながら文字通り手も足も出せないでいるマリナ本人相手に。
「お前はもう俺の奴隷だ。せいぜい、快感でも味わうんだな」
反論と罵詈雑言が数えきれない程に浮かんでも実際に言えたのは違う事だ
「来て下さい、いっぱい私のナカに」
もう一人のマリナの淫らに懇願だった。
罵詈雑言ザイードには聞こえているのか笑っている。
「これがオタクの好物のツンデレってやつか?くっくく。悪くないなぁ」
違う!と言うマリナのツッコミもザイードの勘違いも無視して行為は進む。
「いつもより多めに入れてやるよ」
マリナの中をザイードが満たして、侵食していく。
「いぃ」
(だめ…本当に..き…気持ち…い…ぃ)
そうして、彼女の意識は再び深く暗いまどろみの中に沈んでいった。
マリナの体が糸の切れた人形のように、ザイードの胸に倒れ込だ。


ドアが開く。
入ってきたのは、体長2メートル程の不自然なまでに筋骨隆々とした大男だった。
「リゴベールか…来ていたなら入れば良いものを」
ザイードはマリナの胸を揉み上げてみせる。
「いや、必要ない。お前という男は、本当に朝から好きな奴だな」
「悪いか?」
「そう言う意図は無い。…ただ、あの作戦は本気か?」
ついさっきザイードがマリナに指示したものの事だろう。
「アイツらは来るしか無いさ。後手でいることをよしとは出来ない連中だろう」
「私が心配しているのは、帰って来なかった時の事だ」
「もし、コイツが帰って来なくてもアレはもう平気だそうだ」
「試作品がもう出来ていたのか?」
拉致してまで造ろうとしたソレが、意外と早く出来た事に、リゴベールは驚いた。
「今、最終段階の教育中だそうだ。…でなければ、コイツを餌に使うことを上の連中が許さなかっただろう」


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