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キズ
【純愛 恋愛小説】

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キズD-2

「今日が、木曜日だから今日と明日中には決めようか。メールで連絡で良いかな?」
「はい、お願いします」
簡単に決まってしまった遊園地行き。村尾くんが来るか気になってしまう。しかも村尾くんの私服を見た事が無いからウキウキしてしまう。そのまま二人で予定を話し合ってる間に家の近所まで来てしまった。
「それじゃ、眞遊さんここでお別れです」
「ん、じゃあね」
別れて直ぐに家に着いた。
「ただいま〜」
「おかえりなさい」
帰ってきた私をお母さんが出迎えた。
「お母さん今度の土・日曜日のどちらかに友達と遊園地に行こうと考えているんですけど、良いですか?」
「お友達と遊園地ね、良いわよ。高校生活も終わりが近いから楽しんでらっしゃい。あっ!!もしかして男の子とデートかしら?」
「ち、違うよ。確かに男の子も居るけど。デートじゃないよ。ほら、この間夕食を食べた子とだよ」
「あ〜、その子ね。その子なら大丈夫ね。いってらっしゃい」
「ありがとう、お母さん」
「それだったら今日の晩御飯は記念に豪華にしないとね。デートの記念に」
「もう、お母さんだからデートじゃないって言ってるじゃん」
それから色んな話をして一日が過ぎた。
遊園地での遊びこれが新たな波乱を巻き起こす事を知らずに。

つづく


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