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淫蕩淫魔ト呪持
【ファンタジー 官能小説】

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淫蕩淫魔ト呪持-2

「はあぁんッ!」
貫かれ、キルシェは一際大きな嬌声を上げる。
「あ、ああッ、そこ……ッ!」
ズッカが突く度に、キルシェは甘い声を上げ、身体を艶かしく捩らせる。
ズッカもまた、苦しいほどの快感に眉根を寄せた。
「ん、ズッカ……」
キルシェが半身を起こし、ズッカの首に腕を伸ばす。
「はん……んッ」
濡れた唇がズッカの唇に噛み付いた。
ズッカの舌に絡みつく、淫魔特有の長く尖った舌。甘い唾液が粘着質な音を響かせ、更に興奮を煽る。
「ん、はむ……はッ」
唇を離し、ズッカはキルシェの揺れる双丘を掴む。
「あッ、あッ、いいッ、もっと激しくして……ッ!」
「く……」
自ら腰を揺らすキルシェに、ズッカの顔が歪んだ。
「ね、イキそ……?」
欲情に塗れた顔と濡れた声で問われれば、快感にぞくりと身体があわ立った。
荒く息を吐き、ズッカは腰の動きを速めた。
「あんッ、あッ、そこぉ……イッちゃうぅッ!」
自ら両の手で胸を揉み、腰を浮かせるキルシェ。
ズッカの肉棒が奥を突き、キルシェの身体がしなった。
「あッ、ああああ――ッ!」
一際高い声。締まる膣壁。鋭い快感。
ズッカもたまらず彼女の中に欲望をぶちまける。
「はあッ、はあッ……くそ……ッ」
幾度も幾度も荒い息を吐くズッカ。
彼の身体を支えていた腕は力を失い、身体はキルシェの上に覆い被さった。
滝のような汗が額から首から胸から、身体中を流れる。
ぐったりとし、瞳を閉じたズッカの顔を横目に、キルシェは満足そうにぺろりと赤い舌を出して唇を舐めた。


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