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未完成恋愛シンドローム
【同性愛♂ 官能小説】

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未完成恋愛シンドローム - 片翼 --8

「っ!っ!っっ!!」
ち○ちんの裏側に、間断なく感じる衝撃。
片方の親指で下から上へ擦り上げてる動きな筈なのに、なんでそれが間断なく続くのか―
「ふぁっ」
不意に、カイトが手を止めた。
「・・・?」
「ほら」
訝しみ、股間に視線を下ろすオレに、カイトは透明な液体が付いた手のひらを見せる。
「すごい量の先走り」
―先走り?
またよく判らない単語が、カイトの口から出てくる。


「これを使って・・・」
「ーっ!」
カイトの指が先っぽの膨らみを滑るようにして撫でる。
とろみを帯びた液体のせいなのか、さっきまでの雷みたいな衝撃とはまた違った、痺れるような感じ。
「ぁ・・あっ!んっ・・」
カイトが手を動かす度に、切ないようなもどかしいような感覚が、腰から全身に走る。
もう膝を閉じようとは思わなかった。全身が長時間ぬるま湯に浸かってたみたいに重い。ただ時折、殆ど反射のように腰が跳ね上がる。
カイトは両手で刺激を繰り返してくる。裏側を粘液を使って指の腹で擦り上げ、もう片方の手はち○ちんを握って上下に扱いている。
―こんなん、マトモじゃない・・!
けど・・なんだろ、この、感じ。
「ゃあっ」
カイトがしょんべんの出口に指を滑らせる。
「ふぁあっ、あっ、ゃん」
既にさっきから、オレの口からは意味を為さない言葉しか出て来ていない。
時折視界がホワイトアウトする。
それほど、この刺激は強すぎた。
「ぁ・・」
一瞬、思考が戻った。
オレの中のなにかが、本能的に警告の鐘を鳴らしている。
「カイ・・トっ」
「ん?」
オレの呼び掛けに、久し振りにカイトが声を発する。
「どしたん?」
―どしたんじゃなくて・・。
「・・トイレ、行かせて・・・っ」
束の間、指の動きが止まった。
「なんで?」
「・・・」
少し、言い澱んでから―
「・・・おしっこ」
「ん?」
「ーっ!・・しょんべん、漏れ・・そう」
オレはカイトから視線を外し、押し殺した声でそう言った。

「きゃふっ」
―え。
視界の端にあったカイトの顔が笑みの形に歪んだのと同時に、再び指が動き始めた。
「なっ・・カイトっ?!」
慌てて視線をカイトに戻し、声を荒げる。
「えーやん。漏らしや」
サラリととんでもないことを言ってのける。
「でき・・あんっ!!」
しかもコイツ・・さっきより容赦なくね?!!
「カイト・・・カイトっ!!」
必死に指の動きから逃れようと、後ろにずり下がって行く。
「ひゃあっ」
ぐりぐりと、しょんべんの出口が抉られる感触。
「ふぁっ・・ひゃ、は・・・ぐぅっ」
そしてなによりオレ自身、さっきから手に力が入らない。
「うあっ・・・ぎ、んっ」
当然カイトが手の動きを止める訳もない。
ならせめて・・・
「くう・・・んっ・・うっ」
「・・へえー」
指の動きが止まった。
「我慢できる?」
気付いたらしい。
でも他に方法はない気がする。
せめて、オレにできるのは・・・。
「歯ぁ食いしばって我慢しても、多分ムダやで」
―判ってる、けど
「ぐうっ・・・!」
また指が動き出す。


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