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「同窓会」
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「同窓会」-1

時計の針は、
16時を少し回っていた


「急がないと…」


今夜は、高校時代の
同窓会の日だ


招待状の贈り主は、
千里からだった


当時、俺と
千里は付き合って居た


卒業式の前日に
些細な事で喧嘩となり
そのまま別れて卒業した


あれから10年


親友に同窓会に参加するのか
メールで聞いてみた


しかし、親友の殆どには
招待状が届いてなかった


何故…


「招待状が来てないから
お前だけ行けよ…」


そんな返事ばかりの
メールが返信されて来た。


ある一人が
「幹事は誰だい?」と聞いてきた


「幹事は千里だよ」と返信して
俺は地下鉄に乗った


俺の返事を見た親友は驚いた!!


「千里だって!?」

「冗談はやめろよ!!」

「あいつは確か…」



その数分後…



物凄い衝撃が走った!!


身体が飛ばされ、
同時に車輌内は真っ暗になった!!


一体何が起きたんだ!?


暫くして、明かりが点き
何事もなかったように電車は走り出す


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