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『HAPPY BIRTH DAY』
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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『HAPPY BIRTH DAY』-1

突然、
射した、
暖かい光が、

あたしを、
音も無く、
包み込んだ。

ずっと、
暗闇で、
膝、抱えてた。

耳を塞ぎながら、
背中で、
世界の、音を
聞いてた。


冷たい。
冷たい。

その、どん底に、
その、暗闇に、

ほんの一筋、
射した光。


何度も、
繰り返す、
苦しみだけど、

何度も、
訪れる、
喜びを、

忘れないで。

手を伸ばして。

何度でも。


裏切りや、

憎しみは、

きっと、新しい

自分を、

生み出して、

くれるから。


ほら、

光が射し込んで

今。

ほら、

あなたが、

伸ばしてくれた

手を、掴んで。

生まれ変わるよ。

また。




HAPPY BIRTH DAY.
TO ME.


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