投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

LESSON
【ロリ 官能小説】

LESSONの最初へ LESSON 24 LESSON 26 LESSONの最後へ

lesson9-1

『ダーリン、お仕事お疲れ様☆春香も今日中間テスト終わったよ!』
仕事が終わり、携帯を開くといつものように春香からメールが届いていた。
春香と知り合ってはや三年と八ヶ月になる。出会った時は家庭教師と教え子という関係だった。だが、俺が大学を卒業していわゆる社会人になったため、今はもう春香に勉強を教えるという理由で会うことはなくなった。
春香ももう中学三年生。エスカレーター式の私立のため受験こそ必要無いものの、大切な時期だ。
俺が家庭教師を辞めた後、親は新しい家庭教師を、という話を春香に持ちかけたが、俺じゃないと意味が無い、自分で勉強出来るからと言い張って、今は家庭教師もとっていないし塾にも行っていないらしい。
今回の中間テストはそんな状態での初めてのテストだから、春香も彼女なりのプレッシャーをもって挑んだテストだったはずだ。
俺は車に乗り込んで、エンジンだけかけてからメールを返す。
『テストお疲れ様。今回は春香だけの力で頑張ったんだな。土曜日か日曜日、パッと息抜きでもしようか。』
すぐに返信が来る。
『やった〜!行く行く〜!!テストはめちゃ頑張ったよ〜!悪い成績取って親に文句言われたり、変な家庭教師つけられたりしたらイヤだもん。春香の家庭教師の先生はダーリンだけっ☆』
『ありがとう!勉強を教えずに話してたことが多かった気がするから、あんま優秀な家庭教師とは言えなかったけど、春香がそう言ってくれるのは嬉しいよ。週末楽しみだね。』
『うんっ、すごく楽しみ!うぅ、ダーリンにはやく逢いたいよぅ。』
些細なメールのやり取りがいつの間にかこういうややいちゃついたメールになってしまうのは何故だろう。
まあいい。とにかく週末が楽しみになってきた。


LESSONの最初へ LESSON 24 LESSON 26 LESSONの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前