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抑えきれない女
【痴漢/痴女 官能小説】

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抑えきれない女-6

「ねえ……アソコを……もっと激しく弄りまわして頂戴」

「あああ……は、はい」

男が、指のピストンにスピードを加えていく。
どこをどうすれば女が感じるのか、そんなことは全く知らない。ただひたすら、感情のままに挿入した二本の指でゴシゴシと膣壁を擦りあげる。生乳を掴みとっている手も、力の加減とか乳首への特殊な愛撫なんてものはなく、自分の興奮を全てそこにぶつけるかのように荒々しく揉み潰していく。

「ああ……わたし……へ、変態だわ……」

呟きながら、激しく燃え上がった肉体をブルブルと震わせるさやか。
官能的な刺激に、意識がスーッと遠のいていく。
目の前に広がる親子達の微笑ましい光景も、ぼんやりと少しずつ視界から消え失せていった。

「うううぅぅぅ……」

男が唸り、怯えたように腰を引く。さやかの手が、男の股間を弄っているのだ。

「ああ……逃げないで、お願い」

さやかの言葉に、男が恐る恐る腰を突き戻してくる。

「ひゃっ!?」

さやかの手が、大きくテントを張った男の股間を優しく揉みあげた。
男はたまらず奇声をあげた。
ムズ痒い所を甘美に刺激され、分厚い唇をフルフルと痙攣させながら腰をもっと前へ突き出していく。
自分では頻繁に弄っているペ○スだが、そこを他人に触れられたことは一度もない。激烈な痺悦感は、瞬く間に腰全体へと広がっていった。

(ああ、駄目……どうしよう……舐めたい……おちんちんを……おちんちんを舐めたい……ヌルヌルに濡れたおちんちんを、口いっぱいに頬張りたい……)

燃え上がる淫情が、手から伝わってくる男の逞しい脈動に激しく誘惑されていく。
頭の中では、男のペ○スの形状がハッキリと思い浮かんでいた。
さやかは、いきり立った肉柱を優しく手のひらで撫でながら、そっと男に呟いた。

「ねえ、ちょっと出ましょう」

「えっ!? ど、どこへ……」

「いいから……私についてきて」

強引に男の手を引き、館内を出て通路にあるトイレへと向かう。さやかは、利用頻度の高そうな女子トイレを避け、男子トイレのほうへと向かった。
男を先に入れ、誰もいないことを確認してから、さやか自身もすばやく中へ入る。
オロオロする男をトイレへ押し込み、すぐに内鍵を閉めた。
まだ真新しい映画館のトイレはずいぶんと綺麗で広かった。


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