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伊藤美弥の悩み 〜受難〜
【学園物 官能小説】

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笹沢瀬里奈の悩み 〜Love trouble〜-4

「いいよぉ、好きな人とのお肌の触れ合いって。そりゃ最初は恥ずかしいけど……嬉しくて気持ち良くて、終わった後はシアワセって思うもん」
「そうなの……?」
「うん。龍之介が呻いたりぎゅって眉を寄せたりするの見てると、私の体でそんなに気持ち良くなってくれてるのかぁって、すっごく嬉しい」
 だから色々シテしまうんだろうなと、美弥はふと思う。
「シてる最中に抱き締められたりすると、もうめろめろだなぁ」
 堪えられずにイッてしまった自分の事を愛撫の手を止め、落ち着くまでずっと抱き締めてくれているのは、めまいがする程に幸せだと思わせてくれた。
「羨ましい……」
 輝里は、そう呟く。
「輝里ちゃんも勇気を出せばいいのよ!」
 端から見ていて両想いなのだから、後はどちらかが最初の大切な一歩を踏み出しさえすればいいのだ。
「うん…………そうだね。思い切って、キャプテンの事誘ってみるっ」


 合宿に臨時参加しているとはいえ正式メンバーではない二人は、高崎家に帰って来て汗を流していた。
「ふーん……世話好きだねぇ。初めて知ったよ」
 龍之介はボディソープをたっぷり泡立て、美弥の体に塗り付ける。
「っん……だ、から……お、祭りぃ……あ、かりちゃんと、高由君がぁ……いっ、しょお……」
 スポンジで優しく……つまり、丁寧かついやらしく美弥の体を流してやりながら、龍之介は頷いた。
「はいはい。しょうがないな」
 言いながら龍之介はしこった乳首をつまみ、くにくにと刺激する。
「んぁ……!」
 美弥が体を揺すると、結合部からくちゅくちゅと音がした。
 背後から美弥を刺し貫いて体を洗うという何ともいやらしい格好で、二人は会話していたりする。
「ま、まずは体を流してからだね」
 言って龍之介は片手で体を流しつつ、べっとり濡れた秘部の中から尖り切った小粒を探り当てた。
「んぁ、やん……ああんっ!」
 じーんと脳を絞られるような快感に、美弥は龍之介を激しく締め上げて応える。
「か、らだぁ……洗う、んじゃあ……な、かったのぉ……?」
 龍之介をきつく締め付けながら、美弥は呟いた。
「洗ってるじゃない。お腹の中まできちんとね」
 すけべギャグを飛ばしながら、龍之介は少し腰を動かす。
「んんっ……!」
 美弥の反応に、龍之介はくすくす笑った。
「どうしたの?奥の奥まで洗ってるじゃない」
 言いながら、龍之介は美弥を揺すぶる。
「んあああぁぁ……!」
 子宮から出入り口までまとめて擦られ、美弥はぶるっと体を震わせた。
「それとも、この洗い方が嫌なのかな?」
 龍之介は腰に手をやって美弥の体を持ち上げ、多少の自由を確保する。
「ひっ……ああぁっ!」
 多少の自由を確保した龍之介は、腰を激しく上下させた。
 腕の筋肉に限界が来るまで腰を振った龍之介は、いきなり美弥を落とす。

 ぐちゅうっ!!

「―――――っっ!!」
 慣性の法則に倣い、落ちた美弥はぐっぽりと龍之介を咥え込んだ。

 ぶるっ、ぶるるっ……

「あ、は……」
 美弥は何度も全身を痙攣させ、龍之介をきつく締め上げる。
 あまりにも深く龍之介を咥え込んだため、ごく軽い絶頂を味わってしまったようだ。
「み、美弥……」
 ぐったりと体を預けている美弥をきちんと抱き留めながら、龍之介は声をかける。
「ごめん……手ぇ、滑っちゃった……」
 腕の筋肉の限界だったのか、汗とボディソープでぬめる滑らかな肌を掴み切れなかったのを龍之介は後悔した。
「ん……」
 美弥は顔を近付け、キスを求める。
 それに応えて、龍之介はキスをした。
 しばらくキスを貪ってから、龍之介は唇を離す。
「だい……じょぶ、だから……」
 その言葉に、龍之介は顔を赤らめた。
「じ、じゃあ……最後まで、いいかな?」
「ん」
 美弥はのろのろと体を動かす。
 ずっぽり咥え込んだ肉棒をいったん吐き出すと、龍之介と向かい合った。
 そして、再び体を沈める。
「っはあ……っ!」
「っく……う……!」
 蕩ける柔肉が絡み付き、龍之介は苦悶にも似た声を出した。
「んぁ、あ……!」
 筋力の回復した龍之介に補助をして貰いながら、美弥は上下に動く。
「はン、ん、あう、う……!」
 秘穴の上側をごりごり擦られ、美弥は眉間に皺を寄せた。


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