投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

伊藤美弥の悩み 〜受難〜
【学園物 官能小説】

伊藤美弥の悩み 〜受難〜の最初へ 伊藤美弥の悩み 〜受難〜 134 伊藤美弥の悩み 〜受難〜 136 伊藤美弥の悩み 〜受難〜の最後へ

笹沢瀬里奈の悩み 〜Love trouble〜-17

「んぅ……!」
 キスを交わしながら、肉棒が前後に動き始める。
 龍之介を離すまいと、美弥の肉襞は幾重にも絡み付いて来た。
 絶妙な収縮を繰り返す媚肉の中から、龍之介は自身を引き抜いて行く。
「ふ……」
 一つに蕩け合った場所から龍之介が去ると、美弥は快楽に彩られた顔へ切なげな表情を浮かべた。
「んぁうぅ!」
 その表情を見た龍之介は、後退させていたモノを再び埋没させていく。
 きつくて狭い体内を再占領され、美弥は慣れ親しんだ龍之介の熱さと硬さに悦びの声を上げた。
「あ……はぁ、あん……!」
 美弥の限界まで埋め込まれた龍之介は快感を得るための前後運動ではなく、美弥を満足させるための内壁を掻き乱す運動をし始める。
「はぁ……っ!あん……あふっ!」
 どろどろに濡れた秘所を撹拌されると、美弥は龍之介にしがみついた。
「はぅ……う……」
 龍之介は膣の一番奥を突いたまま、美弥の中を丁寧に掻き混ぜる。
 その動きばかりをして美弥がだんだん焦れて来た頃に、龍之介はピストン運動を始めた。
「くぅっ……あ、んあぁん!」
 今度の美弥は切なげな表情を浮かべる事もなく、龍之介から提供される悦楽を存分に貪っている。
 腰に足を絡めて深い結合を望む美弥を、龍之介はたっぷりと鳴かせた。
「んふぅっ、あくぅっ……あ、ふううっ!!」
 発達したカリの中でも異常なまでに迫り出した部分を使い、刻みの深い襞をぐちゅぐちゅと刺激する。
「はっあ……!」
 一際高い声を出した美弥は、きゅうっと龍之介を締め上げた。
「っく……おぉ!」
 美弥から与えられる絶妙の快楽に、龍之介は思わず呻く。
「あぁりゅうっ!りゅうぅ!!」
 不意に美弥の体へ、絶頂を知らせる痙攣が走り始めた。
「美弥っ……!」
 何かを求めるように開いていた手に、龍之介は自分の指を絡ませる。
 美弥は絡んだ指をきつく握り返し、最初の絶頂を迎えた。
 だが、龍之介はまだ上り詰める事ができない。
 まだ痙攣を続けている美弥の中を、力強く泳ぎ始める。
「んあっ、あっ、っはああああん!!」
 忘我の境地を彷徨う事を許されず、美弥は悲鳴に近い声を上げた。
 イッたばかりで過敏な体は、すぐに二度目の絶頂に押し上げられる。
「っくふ……!」
 龍之介は、美弥の一番奥深くで弾けた。
 びくびくと肉棒が震えている。
「んぁ、はあぁ……!」
 がくがく痙攣している美弥を、龍之介はきつく抱き締めた。
「……ふ……」
 美弥が正気づいて来ると、龍之介は抱き締める力を緩める。
「ん……」
 美弥は、龍之介に抱き着いた。
 首にかじりついている美弥をいったん離し、龍之介は蕩け合った下半身から肉棒を抜く。
「あ……」
 お腹の中の圧迫感がなくなり、美弥は寂しそうな顔をした。
 龍之介は後始末をしてから美弥の隣に体を横たえ、改めてその体を抱き寄せる。
「んふ」
 美弥はごろごろと喉を鳴らすような調子で、身を擦り寄せた。
 龍之介の愛撫を一身に受け、めくるめく時間を過ごした美弥の意識は幸せピンク色で、醒める気配は当分ない。
 今も龍之介の厚い胸板に頬を擦り寄せ、ぴったり押し当てて余韻を満喫している。
 そんな美弥が愛しくて、龍之介はごろごろしている少女を抱き締め続けた。


 しばらくして、秋葉はかすれた声を出す。
「いや、だから……」
「私、魅力ない?」
 輝里にずばっと言われると、秋葉は首を横に振った。
 魅力のない女の子に惚れる事ができる程、秋葉は器用な性格をしていない。
「じゃ、して下さい」
 言い置いて、輝里はバスルームへと消えて行く。
 今度こそ、シャワーを浴びるために。


伊藤美弥の悩み 〜受難〜の最初へ 伊藤美弥の悩み 〜受難〜 134 伊藤美弥の悩み 〜受難〜 136 伊藤美弥の悩み 〜受難〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前