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特進クラスの期末考査 『淫らな実験をレポートせよ』
【学園物 官能小説】

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特進クラスの期末考査 『淫らな実験をレポートせよ』act.8-15

にゅる…

キスで紛らわせながら、大河内は亀頭を蜜穴に埋めた。一瞬肩が揺れたが、大河内の肩口を掴む愛美の手に力が入ってる様子は無い。
そしてそのまま、ゆっくりと中へ侵入する。
誰とも経験が無いその蜜穴は、大河内の全ての肉に絡み付き、掻き分けて進まなくてはいけない程ぎちぎちだ。
「っあぁっ…だ……っふ…」
唇の隙間から声にならない声が洩れる。
涙が零れ落ちる。こんなふうに初めてを迎えるとは思ってもみなかった。
痛い。引き裂かれるように痛い。
だけど
心はもっと痛い。
抱かれてもいいと思った相手だからこそ。

眉間に皺が寄る顔を見て、大河内は体の進みを停止した。
涙で滲む目の前の大河内は、じっと愛美を見つめたままだ。
「…………」
黙ったまま、ピクリとも動かない。
真っ直ぐ射る様な目付き。ポーカーフェイスだから何を考えているのか、愛美にはサッパリ見当が付かない。
だが、きつく結んでいた大河内の唇がゆっくりと開く。
「お前なんか簡単に捩伏せられるんだ。自分が正しいから何とかしてやる、なんて正義感を履き違えてるんだよ」
そして、いきなり腰の進みを再開させる。
先程のゆっくりさは無く、突いた力任せの動き。痛い秘部が痺れ、涙が止まらない。

……どうして!!!??

叫びたいのに唇が重なる。息も出来ない激しさで噛み付かれる。
「んうぅぅぅぅ!!」
もごもごと塞がれた唇の下で愛美は悲鳴を上げるが、全ては音にならずに大河内の口内を震わすだけだった。
全てを絞り取る様な締め付けの中で、大河内の雄芯は自身が埋まる最奥を目して前進する。
途中つっ掛かりがあって、愛美が一瞬身を硬くしたが、敢えて無かった様に大河内は腰を進める。
ぼろり、と愛美の涙がこめかみを伝って髪を湿らすのと、大河内の雄芯が子宮口に辿り着いたのはほぼ同時だった。

大河内の舌が、縮こまった愛美の舌を絡め、ゆっくりと銀糸を引きながら唇を離す。はぁはぁと息継ぎをする愛美を余所に、大河内は愛美の上半身を引き起こす。
大河内の腕に支えられながら、愛美は大河内の上に座る形になった。
ぎゅっと抱き締められるが、愛美は新たな体位に、また涙が零れる。
最奥まで達した雄芯に自分の体重が加わり、体を貫かれそうな擬似感を覚えたのだ。
「しがみつけ。舌、噛むなよ」
ぐっと下から突き上げる動きに、愛美は言われた通り大河内の首にしがみつく。
座って、それも愛美を上に乗せた状態だから、いつも見下ろす位置にある銀縁の眼鏡が、愛美の目線とほぼ同じ位置にあった。
「んあっ、深いッ…ふかッ、あああっ!」
背骨をのけ反らせながら大河内の肩を両手で掴む。
「お前も、腰、動かせ」
少し息を切らした大河内が呟いた。
そして、両手で愛美の腰を持ち上げ前後に揺らす。
「あっ、ああっ、ああああっ」
自分の肉芽がちょうど大河内の陰毛に触れ、言われも無い快感が生じた様だ。
加えて前後運動は、愛美のGスポットを擦る相乗効果を生んでいる。
もう、大河内が動かさなくても愛美の腰は壊れた様に快感を貪り始める。
じゅぷじゅぷと擦れ合う部分から蜜が溢れ、大河内の太股を汚していく。
「くっ…んなに、あせんなよ」
「だって、っあ、…ああっ」
余裕の無い二人は、ただがむしゃらに腰を擦り合い、卑猥な蜜の音色と共に達すべき階段を駆け足で登り詰める。
「もっ…もっ、っあ…だめえぇぇっ」
「っ…くそ、んな締めんなっ」
ぎゅううううっと食い千切る様な締め付け。
達したかどうかは判らないが、大河内の雄芯はその狭い中で最大まで膨張すると、勢いよく白濁液を吹き出した。
勿論、紅い液体が二人の隙間から流れていった。


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