投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

赤い靴
【青春 恋愛小説】

赤い靴の最初へ 赤い靴 23 赤い靴 25 赤い靴の最後へ

不確かな可能性-3

──翌日。

「河合、これでいいんだな」

「はい」

私は担任の目を見て頷いた。



「しかし、まぁ…。お前は確かに勉強はできないけど英語は得意だし、これは向いているとは思うが、…大変だぞ?」

「分かってます。だから、今よりももっと勉強して力をつけます」

「そうか…。お前がその気なら大丈夫だろうがな」

できる範囲で助けてやる、そう担任は言って笑みを浮かべた。私も微笑む。





人生なんてどうなるか分からない。
自分がなりたいものになれるかどうかすら分からない、サイコロのようなもの。



不確かな未来に不安を抱くよりは、ナオの言うとおり、身軽にやってみよう。



私らしく。
私のできることを。
私がやりたいことを。





進路希望調査






34HR 河合幸



第1希望
海外への留学


赤い靴の最初へ 赤い靴 23 赤い靴 25 赤い靴の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前