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1初恋〜早すぎる別れ
【学園物 恋愛小説】

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82人の距離〜思い出に残る学園祭-1

あっという間に学園祭の準備が終わり今日はいよいよ学園祭初日、今日は体育祭



「刹那・・・・開会宣言を願いします。」



「開会宣言?何で俺がしなきゃいけないんだよ・・・・・

 代表は人気投票だろ?俺が何で出なきゃいけないんだよ・・・・」



刹那が言った通り、この学校では体育祭の開会宣言は全校生徒の中で人気投票をし、

代表決めることになっている。



「だって・・・・『2‐K刹那くん段上に上がって下さい・・・・』」



「・・・・・・・・・・マジ」



「マジだよ・・・・・・・・・・」



放送で呼ばれた刹那はため息交じりでトボトボと壇上に向かった。





刹那が壇上に上がると学年関係なく女子生徒は刹那に向け歓声を上げる。



「え〜っと・・・・・これより開会式を始めたと思います」



刹那に熱い視線を送る女子生徒たちに嫉妬心を抱き

刹那を睨み付ける。



『じゃあ刹那くんに一言を貰ってから壇上を降りてもらいましょうか』



急な一言に刹那は司会者を睨み付ける。



〔っ唯でさえ晴美に睨み付けられてるってのに・・・・・〕



「えっと・・・・・皆今日は怪我が無い様に気をつけてください」



「「「「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!」」」」



刹那の言葉に反応して女子生徒たちは少しでも目立とうと手を上げて返事をする。


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