投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

冷たい情愛
【女性向け 官能小説】

冷たい情愛の最初へ 冷たい情愛 208 冷たい情愛 210 冷たい情愛の最後へ

冷たい情愛Die Sekunde 最終話-13

「もう、会社には言ったの?」


「まだなの…仕事どうしようかな…」


「続けなよ」


「いいの?」


「紘子から仕事取ったら、何も残らないだろ?」


「それも、いいんだか悪いんだか…」


「紘子の人生…なんだから、ね」





彼はそう、優しい笑顔で呟いた。





・・・・・・・・・・・


「ったく、うちの戦力を手なずけやがって」


片山は、遠藤くんにお決まりの祝いの言葉を伝えた後そう言った。


「産休終わったら、すぐに会社にお返ししますから」


彼は笑って片山にそんな事を言った。


お腹が目立つ前までに、どうにか式の日取りを決めた。


会社関係、学生時代の友人たち…

たくさんの人たちが、式に出席してくれた。




その中でも一番騒いでいたのは、智子を含めた陸上部の子たち。

遠藤くんの周りに集まり、ひたすら冷やかしている。



やっぱり、あの頃、紘子の事好きだったんでしょ〜…

そんな冷やかしに、彼は笑って答えている。



「俺、紘子先輩しか考えられなかったからね」

のろけてんじゃねえぞ〜!…と彼の同級がはやし立てる。





智子が友人代表でスピーチを始める。





「紘子さんと出逢ったのは15の春でした…」


初めて、自分の未来を描き始めたあの頃。


人を愛することを知った頃。


冷たい情愛の最初へ 冷たい情愛 208 冷たい情愛 210 冷たい情愛の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前