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秋と春か夏か冬
【学園物 恋愛小説】

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秋か春か夏か冬〜17話『みんなで行こう温泉旅行・後編』〜-10

「ぐす…」

顔を真っ赤にして半泣きになる3人目の犠牲者、亜季。

「さ〜て…残るはシュウちゃんね♪男言葉つかうけど、こっちの方は女らしいのかしら〜?」

ジリジリと距離をつめる鈴音。確実にオッサンと化している。

「や、やだ!鈴音さん…手つきがエロいよ!お、俺は……捕まりたくない〜」

部屋から逃げるシュウ。だが……

ガシ!

倒れていた夏輝に足を捕まれてしまう。

「シュウちゃん逃がさないよぉ……こうなったらとことん調べないと♪」

「ひ、ひどいですよ夏樹さん!自分が終わったからって……」

「よくやったわ夏樹♪さぁ、観念しなさい……それー♪」

ガバッ!

もにゅ

「…えっ?これは…」

鈴音は疑問に思い、浴衣を剥ぎ取る。

「ちょ、ちょっと!なんで俺は浴衣まで取るんですか!」

顔を赤らめて抗議する愁。みんなは愁のをまじまじと見た。

「わぁ…シュウちゃん大きいねー」

「うらやましいなぁ…」

「双子なのにシュウちゃんだけ、やっぱり不公平です…」

復活したみんなも見て感心していた。

「そんなジロジロ見ないでください!」

そして鈴音が再び触る。

「ひゃん」

「この娘…小柄なのにカオリンくらいあるなんて……着痩せするのね。でも、そんな生意気な娘には…おしおきしてやる〜♪」

「★◎※●!?」

それから数分間、鈴音…さらには他の人にまで、もみくちゃにされる愁だった。

そしてこの騒ぎのすぐに酔っぱらった杏子が部屋に入ってきた。

「まだ起きてたのか……ん?何してるんだ?」

状況を見て杏子は察する。

「はは〜ん…まぁ発育なんて成長期の問題だから気にするな♪それに私から見たら…所詮どんぐりの背比べだぞ」

そう言ってニヤっとする杏子。

それを鈴音が反論する。


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