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気になる存在
【ボーイズ 恋愛小説】

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気になる存在B キスの嵐-1

気になる存在? キスの嵐




クリームの甘みではじまったキス。

「瞬、気持ちいいね?」って聞かれて頷くだけの自分。

耳元で響く声が心地良い。

そのまましばらく抱きしめられて、お互いの胸の音を感じる。

心音?脈? きっと顔赤くなってるな…。

でも、安心する。



また何回かキスの嵐。

ついばむキスから深いキスへ。

こんなの女にもしたことないよ。

まぁ、今はされているんだけど。

キスって粘膜の重なりじゃないの?

目、開けるの怖い。



どうして舌を吸うの?

ひっぱっちゃヤダ、舌って噛むもの?

感じちゃうんだな。

女みたいだよ。



ほてりを声を抑えるのが精いっぱいで。



「瞬、感じてる?」

陶酔気味から現実に戻される。

離れる唇が別なもののようで、まだ縋っていたいような気分。



「さぁ、時間だね 送ろうか」

まだ、ぼーっとしている自分に掛けられる声。

キスは終わり?



最後までいっちゃうのかと思った…。

最後までってどこのことかは考えたくないけど。



付き合いは長いけど、両想いに気が付いてからはまだそんなに月日が経っていないから。

ゆっくり進んでいきたいと思う。



でも、あのキスはやばかった。

あんなキスをほかの人ともしたのかな。


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