投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

夜に芽吹く向日葵
【大人 恋愛小説】

夜に芽吹く向日葵の最初へ 夜に芽吹く向日葵 17 夜に芽吹く向日葵 19 夜に芽吹く向日葵の最後へ

夜に芽吹く向日葵-18

「俺が開業したら、お前が手伝う。いつも一緒の夫婦だな」


「何よそれ、気持ち悪い」


「人のプロポーズ、気持ち悪いとは失敬な」




陽を眺めるのは眩しいものだ。

ヒマワリは、いつも陽を見ていて眩しくないのだろうか。

でも…

私よりは…見えていたに違いない。




いろんなものも…人の心も。





せっかく種を蒔いたアパートの庭のヒマワリ…

残念だけど、最後まで世話が出来そうにない。

大家さんに、お願いしよう。

今度は私が、陽に笑顔を向けて生きてゆこう。





引越し…か、妊娠が安定期に入るまでは厳しいかな…



私の太陽になるべき男は、柔らかい表情で海を見ていた。

この私の隣で。



END


夜に芽吹く向日葵の最初へ 夜に芽吹く向日葵 17 夜に芽吹く向日葵 19 夜に芽吹く向日葵の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前