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忘れないで。
【エッセイ/詩 その他小説】

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忘れないで。-1

今下を向いて生きている人達。 顔を上げてみて下さい。 その目には何が見えますか? 目の前に広がるのは、どこまでも続く、大きくて青い空。 そんな空に浮かび、 流れていく真白な雲。 視界の片隅には、 鳥達が自由に飛び回り大きな空を横切っています。 あなたは何かの気配を感じ、ふと横を見ます。 するとそこには、 満面の笑みで笑っている、友達、家族、恋人
あなたをずっと見てきた人達、 あなたの大切な人達がいます。 気付きましたか? あなたが落ち込んでいる時、挫折した時、 周りが見えなくなって下を向いて生きている時、 そんな時でも、あなたを見続けてきた人達が居たんですよ? あなたは自分の知らない所で、その人達に支えられて、助けられてきたんですよ? 決して、自分一人で生きているなんて傲慢なこと、思わないで下さい。 そのことに気付けた時あなたは、きっと、 今まで以上に、 あなたの大切の人達を大切
にすることができるでしょう。 助けあって生きていること、そのことを 忘れないで下さい。


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