罪〜Revision〜-12
「姉ちゃん！…ダメだ！…」
和哉の動きが速さを増す。眉を寄せ必死に堪える。
弟の限界が近いのを亜紀は分かった。亀頭がさらに膨らむ。
「いいよ…和哉、出して…」
途端にうなり声を挙げ、和哉は亜紀の口中に精液を飛び散らせた。
「ふんんっ！…」
幾度となく喉に掛かる和哉の熱いほとばしりを、亜紀は涙を溢れさせて必死に受け止めた。
生臭さと苦味に吐き出したいという衝動を懸命に抑え、一気に飲み込んだ。
和哉のモノがズルリと亜紀の口から出てきた。だが、それは唾液に光り萎える事無くそそり勃っていた。
和哉の手が亜紀に掛かる。
「…あっ…」
姉の肩を抱くと、ゆっくりとベッドに倒していく。両脚を広げ、自身のモノを握って割れ目に押し当てる。花弁に和哉のモノがくっついた。
「姉ちゃん…」
和哉は熱い眼差しを亜紀に向ける。
「このまま前に押せば、ボクのが姉ちゃんの中に入っちゃうよ……」
亜紀は和哉の目を見つめて、腰に手をまわす。
「…いいよ…和哉…」
和哉のモノがゆっくりと亜紀の花弁を押し拡げる。
「あぐぅ！…いっ！…ううっ…」
亀頭が花弁に刺さる。亜紀は痛みから眉根を寄せて口を固く閉じ、顔を歪めた。
「姉ちゃん…痛い？」
気遣う和哉。
亜紀は不規則で荒い息遣いの中、笑みを作って和哉に向けた。
「んっ！…ゆっくりなら…ふんっ！…大丈夫…」
亀頭の先が何かに引っ掛かる。
和哉は戸惑いながら、ゆっくりと腰を押していく。
「ぐぎぃ！…くっ！…はぁっ！…」
身体を硬直させて耐える亜紀。
膜を破り、肉壁を押し広げられた痛みよりも、ひとつになれた嬉しさに涙する亜紀。
〈和哉のモノ〉が亜紀の膣内に全て埋まった。
「…姉ちゃん、動くよ」
「ゆ、ゆっくり…ね…」
和哉は亜紀の腰を抱くと、ゆっくりと腰を引いていく。
「…ううん…んあぁ……」
和哉のモノが引き抜かれ肉壁が閉じていく。亜紀は鳥肌が立つような感覚を覚えた。
次の瞬間、和哉は腰を一気に前に押した。お互いの恥丘がぶつかるほどに。