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まどろみ
【純愛 恋愛小説】

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まどろみ-1

シャッと音をたててお気に入りのカーテンが開かれる


まぶしい朝日がベッドまで届くけど

僕は反対側を向いて知らんぷり


「優くん?朝だよ、起きて?」

彼女が優しい声で僕の名前を呼ぶ

未だに優くんなのは、僕が年下だからかなぁ?

いつも優って呼んでって言ってるのに!
……そうだ!

今日は優って呼ばれるまで起きないことにしよう!うーん…ナイスアイディアぼく。
そんな秘密の作戦を練っていると、いつもはすぐに起きるはずなのに起きない僕を見て幾分か心配そうな声。

「優くん?どうしたの?熱でもあるの?」


あぁ!また、くんを付ける!
もうこうなったら意地でも優って呼ばれるまで起きないんだから!!
なんて子供みたいなことを考えていると

ぴたっ


彼女の白く細い手がおでこに添えられる…


「うーん…熱はないよね…。あー!さては私に黙って夜更かししたんでしょ!」


ちょっと怒った声

この時の顔、凄く可愛いんだよなー……
ああ、ダメダメ!
今起きたら作戦が台無し!!


「違うの……?なんで起きてくれないの優くん…?」

と、今度は少し涙声


ここ!このタイミングだよ僕!


今、優って呼んでって言えば分かってくれるはず!!

うっすら目を開けて……
「優って呼んで??」


??!!!

あれ……?…まだ僕は声に出してないぞ?
…………
んん?


そこには満面の笑顔の愛しい人


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