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「史乃」
【父娘相姦 官能小説】

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「史乃」-7

マンションを出て、最寄りの駅まで自転車を走らせる史乃。
息を切らせながら先ほど、寿明とのやり取りを思い浮かべる。

(…最近、お父さんの服装チェックうるさいなぁ……)

思う通り最近の寿明は、史乃に対して細かく注意するようになった。
最初、寿明は夜中心、史乃は昼中心という生活サイクルの違いから、朝の登校時刻は自室で眠っていた。
しかし、最近は史乃に生活を合わせると、次第に細かく注文をつける様になった。
最初は、マニキュアなど些細な事だったが、段々、スカートの丈はもとより、胸元の開いたシャツやアクセサリーへと度を増していった。

だが、史乃はそれを苦痛とは捉えずに、むしろ喜んでいた。

(…それだけ心配してくれるって事は、父娘だからだもんね)

駅の駐輪場に自転車を停めた史乃は、笑顔で改札を潜って行った。



史乃を見送った後、自室に籠る寿明。イスに腰掛けるとタバコを吹かし、

(…いかんな。今朝も、つい言ってしまった……)

その顔には苦悩がありありと浮かんでいた。

〈15年ぶりに家族となり、あの子も18だ。あまり口やかましく言うのはよそう〉

そう頭では分かっている寿明だが、つい顔を合わせれば小言が口を付いて出てしまい、その度に後悔してしまう。
まして、綾乃似の容姿は艶やかでさえあり、それに年齢からくる幼さが加わって、不思議な魅力を兼ね備えていた。
(…すぐに恋人も出来るだろうな……)

そう思った瞬間、寿明は強い憤りを感じた。

(史乃が他人のモノになる。冗談じゃない!そんな事ならオレがいっそ…)

寿明は浮かんだ思いを拒絶する。

(ダメだ!ダメだ!ダメだ!…あの子は実の娘だぞ……)

ヒザに置いた両手が拳を作り、わなわなと腕が震える。
寿明は何度も自分に言い聞かせると、灰皿でくすぶるタバコを揉み消し机にむかった。





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