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sweet chocolate
【幼馴染 恋愛小説】

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sweet chocolate-1

*2月13日 PM10:00 ヒイロ*

この時間。
いつもならすやすや夢の中にいる私が、今夜はキッチンで大忙し。

だって明日は

『バレンタインデー』



お菓子づくりは大の得意!!
勉強は並。運動も並(いや、それ以下!?)、掃除や片付けは大嫌い!!
そんな私を可哀想に思った神様が、私に料理の腕と、確かな味覚を授けてくれたんだ。


ありがとう、神様…

私は今年も眠気と戦いながらガンバリマス!!



私は毎年同じチョコレートを3つ作る。

1つはパパに。
パパは大学病院の教授をしていて、ほとんど家には帰って来ないくらい忙しい人。
でも、一人娘の私のコトをとーってもかわいがってくれる。私もパパが大好き。
そんな私に甘々なパパに負けないくらい甘々なチョコを今年もプレゼント。
パパの喜ぶ顔が目に浮かぶなぁ……


残りの2つは、大好きな幼馴染みの紅(コウ)と朱李(シュリ)に。
産まれた時からいつも一緒で、兄妹みたいに育ってきた。
同い年なのに、いつも甘ったれな私の面倒をみてくれる2人。だから今年も感謝を込めて…



「おいしくなーれ、おいしくなーれ」

魔法の呪文を唱えながら、チョコレートのたっぷり入った生地をハートの型に流し込む。
今年はチョコレートケーキ。
ハート型のチョコスポンジに、雪みたいに真っ白な生クリームをたっぷりデコレーションする予定。



「これでよし…と」

ケーキをオーブンに入れて、時間をセット。

ケーキが焼ける間、私はカーテンの隙間から空を見上げる。

たくさんの輝く星たち。

キラキラ…キラキラ…

それぞれが光を放って自己主張している。

――本当にキレイ…――

うん、明日もいい天気になりそう!!


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