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SLOW START
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SLOW START Z-4

…今日もお洒落だぁ…カッコイイ…


「あ、映画始まっちゃったな〜どうする?次の時間にする?」

ユウキ君は携帯で時間を調べてくれていた。

「そうだね。先にお昼食べよ〜」


ちょっと早い昼食をとり、コーヒーを飲みながら話しをした。

偶然会った時の事、友達の事、これから見る映画の事…

楽しくてあっという間に映画が始まる時間がきた。


映画館でチケットと飲み物を買って待つ。

ユウキ君がトイレに行ったので私は近くの椅子に腰掛け待つことにした。

周りはほとんどカップルばかりで、多分…いや絶対同じ映画を見るのだろう。

手を繋いでいるカップル…彼氏に甘えている子…
若干ケンカしてい…


まぁ色んなカップルがいるけれど、なんだかんだで皆幸せそうだ。


「…いいなぁ」

「何がいいの?」

いつの間にか横にいたユウキ君に聞かれ、声に出ていた事に気付いた。

「べ、別になんでもないよ〜」

「顔赤いけど大丈夫?」

「大丈夫大丈夫!あ、もう入れるみたい!行こ!」


私は恥ずかしさを隠すため平静を装って歩いた。

私たちの座席は一番後ろの端っこだった。
どんどん人が入って来てあっという間に満席だ。

そしてその殆どがカップルだ。


しばらくザワザワしていたがライトが落ち、予告が流れ出すと徐々に静かになる。


私はチラチラとユウキ君を見た。ユウキ君は予告を見ながら腕組みをしていた。

…カッコイ〜イ…この中で1番はユウキ君だし…


変な優越感を感じながら映画が始まった。

最初こそユウキ君が気になったり、期待してなかったりだったが…映画が進むにつれハマっていった。

映画が中盤に差し掛かるとラブシーンが始まった。

彼が彼女を抱きしめキスをする。
二人でベットに倒れ込み彼女が彼の上に座った。
彼が彼女の服を一枚ずつ、大切なものを扱うように脱がせていく。

彼女の綺麗な裸に彼はそっと触れる。

背中を撫で、そのまま腹へと移動していく。が敏感な部分には触れない。


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