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「美女と野獣・・・」
【レイプ 官能小説】

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「美女と野獣・・・」-57

その18


「じゃぁな。淫乱女。」

は?何言ってんの?この人・・・

自分で犯しといて一体何を・・・

赤髪は笑いながらそそくさと長く生えた草むらの中に消えていってしまった。

ちょっ・・・ちょっと待ってよ・・・!声も出ないし身体が動かな・・い・・・ア、アレ?!

「あ、あー。え?!」

ムクッと起き上がり、手を閉じたり開いたりしてみたが、普通に動く。

え?なんで?さっきまで石の様に硬くなってたのに・・・

どうやっても声も出ないし動けなかったのに・・・

「・・・なんで?」

しばらくの間、理解が出来ず、その場で座り込みながら頭を抱えていたが、

草木を踏みしめる足音が近づいてくるのを察知し、

放っぽられて草に引っ掛かっていたパンツを手にして、

急いで立ち上がって履いた。

パンツに脚を通し、太ももの所まで引き上げた時に、

パンツの上にボタッと何かが滴るのが分かった。

その後も、アソコから内ももをツーッと冷たい感触が伝う。

「お?・・・R?!」

声に驚き、アソコから溢れ出る液体に構わずパンツをグイッと最後まで引き上げた。

暗闇の中とはいえ、煌々と輝く月の明かりが

草々の隙間から一人の人影を映し出す。

声を聞いただけでそれはSだという事はすぐに分かったが、

ものの30分位の夢心地な出来事の直後なだけに、

内心ハラハラドキドキする自分がいる・・・





自分の背丈ほどもある草をかき分けると、

そこにはビニール袋を手にしたRが立っていた。

「Rじゃんよぉ!何してんの?こんなトコで。買い物は?電話ヘーキだったの?」

バカ笑いをしていたのは間違いなく男であり、

その声と妙な接触音がしたのも確かにここら辺。

にも関わらず、いざ来てみればRがここにいるという

予想だにしない展開に頭が少しパニクったが、

Rのニッ!っと笑って真っ白で整っている前歯を見せる可愛らしい笑顔を見せられると

自然と心も和み、癒され、パニックの渦からオレを救ってくれた。


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