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「美女と野獣・・・」
【レイプ 官能小説】

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「美女と野獣・・・」-43

「私もね・・・Sくんの事好きなの。信じてね。・・・だから、ちゃんと聞いて?」





夜分遅くまでその話は続いた。

陸橋を通過する車はほとんどいなくなり、

河原にも誰一人としていなくなっていた。

Rは全てを話してくれた。

レイプの一部始終を事細かに。

映画等ではレイプをされた本人が全てを明らかにする事など滅多にあり得ない。

大概は心に深い傷を負い、立ち直ることすら危ぶまれる。

しかしRは根暗を装い、ここまで立ち直った。

そしてオレに、もう二度と話したくはない、もう二度と思い出したくもない過去を

辛い顔をしながらも全て話してくれた。

総勢男6人によってたかられ、入れ替わり立ち代り交互に挿入された事。

その中には当時の彼氏も存在した事。

顔はおろか、膣の中にまで出された事。

その一部始終を写真に撮られていた事。

その写真を基に脅された事。





チクればその写真をバラまくと言われ、

更には残りの人生をも台無しにしてやる、とまで言われ、Rは躊躇せざるを得なかったという。

だがしかし、Rは微かな希望と勇気を振り絞って親と一緒に警察へと向かった。

Rをそうさせたのは言うまでもない。

彼らがレイプ常習犯であった事。

Rの以前にも誰かしらを輪姦したという事を

何の躊躇もなく彼らは堂々と言ってのけた。

もし自分が脅しに負け、誰にも言わずに開かずの間に閉じ込めてしまったら

彼らはきっと今後も誰かをレイプする事だろう。

そう思ったRはわずか14歳という若さでその判断を下し、

自分の今後の人生なんぞやに未練を残すのではなく、

今後誰一人として同じ様な体験をさせてはならない、と決心したのだ。

彼らは予想以上に早くとっ捕まった。

俺は知らない!そんなの知らない!

そう豪語したところで、Rの体内と現場に残された精液が全てを物語った。


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