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「美女と野獣・・・」
【レイプ 官能小説】

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「美女と野獣・・・」-27

「それに加えてあの態度。友達なんて要りません!ってな感じ。お前を除いて。」

「・・・・」

「たぶんイジメられてたんだろーな。前の学校で。そう思わね?」

「・・・かもな。だから?」

「イジメは繰り返されるって事。学校変わったってイジメられるんだよ。あの性格じゃ。」

「フッ・・・ガキじゃあるまいし。高校生がイジメ?あり得ねーから。」

「ま、今のはただの噂だ。スルーしてくれ。」

「お前のパスは全スルーだバーカ。」

「・・・。けどRの事が好きなら注意し・・・・」

教室のドアがガラガラッと勢い良く開いて先生が入ってきたので

オレは慌てて自分の席に戻った。

「・・・好きじゃねーっつーの・・・ったく・・・」

独り言の様に小声で呟いた。





俗に言う、スタイルが良い、とはどういうスタイルの事を言うのだろう。

出るトコが出て、引っ込むトコが引っ込んでれば善しとする人もいれば、

ただ単にモデルの様に痩せてれば善しとする人もいる。

真夏に差しかかろうとしているこの時期、皆が薄手のシャツを身にまとい出す。

シャツの上から薄っすらとブラが透け、それがまた男の感性を刺激するのだ。

はたまたシャツの第2ボタンまで開けて、彼氏に貰ったんだかなんだか知らないが

クロスだのハートだののネックレスと一緒に胸元をだだっ広く見せている格好もまた刺激的である。

冬場のブレザーをまとっている時よりも遥かに露出する今の格好は、

スタイルの善し悪しがハッキリと分かってしまう絶好の季節なのだ。

それ故にRもまたスタイルの良さを見出された一人となった訳である。

とは言ってもRのブラが透けて見える事は何故か無いし、

第2ボタンまで外している事も無い。

貧乳でこそないが、こぼれんばかりの巨乳なのかと言えばそうでもないし、

ミニスカートから艶やかで健康的な太ももを覗かせているワケでもない。


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